グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

アマゾン・ジャパンの独走に思う

2018年06月29日 | 日記
先日日経MJの小売業売上ランキングを見ていてあらためてアマゾン・ジャパンの躍進ぶりを痛感させられた。
通販部門の第1位は当然なのだが第2位(セブン&アイHD)、第3位(ジャパネットHD )の売上高の約6、7倍ほど差があるのである。
しかも対前年比伸長率も13.6%と2桁の実績を残しているのだ。
一方でセブン&アイHDなどは傘下にカタログ通販会社を抱えているため通販部門だけを見ればトータルで前年割れなのである。
これではアマゾンと2位以下企業との差は詰まらない。
アマゾンは近く茨木に川崎に続く(ロボットを駆使した)最新の流通センターを稼働させる見通しだし地域配送能力をを向上させるための自前のネットワーク作りも怠りない。
当分アマゾンの一人勝ち状態は続くのではないか。
死角が見当たらないのである。
今のところ「アマゾン・エフェクト」という用語は日本の株式市場で取り沙汰されていることはないがそのうちに(本国より)伝搬してきそうだ。