グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

加計学園理事長の緊急記者会見に思う

2018年06月20日 | 日記
昨日突然加計学園理事長が記者会見するというニュースが飛び込んできた。
獣医学部新設に関する一連の疑惑が取り沙汰されるようになって初めて公の場に姿を見せたわけだがどうにも釈然としないことが多い。
会見実施告知は開催時間の2時間前だったが開催場所が地方都市であれば大方の在京メディアは時間的に間に合わない。
記者会見形態も立ち話スタイルでしかも時間制限付きだから最初からメディアと真摯に向き合おうとする姿勢などまるで見られなかった。
再発防止策も何もない。
ただ「これから行っていく」と言うだけである。
結局言いたかったことは形ばかりの謝罪と関係者の処分についてだけだった。
残念ながらこれでは何もやらなかったのと大差ない。
「なぜここまでメディア対応が遅れたのか」という記者からの質問に「多忙」を理由に挙げていたが額面通り受け取った視聴者は誰もいないだろう。
付け刃の対応は往々にして逆効果を生むものだ。