グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

骨太方針2018の策定に思う

2018年06月16日 | 日記
政府は15日の臨時閣議で2018経済財政運営の基本方針、いわゆる骨太の方針を決定した。
一体いつから、どのような意図でこんな略称、通称を冠することにしたのだろう。(笑)
それはそれとしていつの間にか既定路線になってしまっているプライマリーバランスの5年先送りには疑問を感じざるを得ない。
5年先送りの原因は言うまでもなく消費増税の2回の延期なのだが予定通り増税できなかったのは現政権の責任ではなかろうか。
それがいつの間にか高齢者の就労促進や地域経済の広域化などのもっともらしい美辞麗句で糊塗されてしまうのは如何なものか。
アベノミクスについても一度どこかでキチンとレビューしてみる必要はあるのではないか。
「第3の矢」の中身は毎年変わってしまい何がどうなったのかいまだに判然としない。
経済財政運営の方針策定もいいがその前にP-D-C-Aサイクルのcheckをお忘れなきよう・・・。
過去に策定した「第3の矢」はどれも今も重要なことばかりなのだ。