グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

米朝会談前の駆け込み日米会談に思う

2018年06月07日 | 日記
6月12日の米朝会談が当初の予定通り進められるようだ。
会談が開催されるホテルや両首脳が宿泊するホテルも報道されているようだからもう間違いないだろう。
ところで気になるのは米大統領が最近になって盛んに「『最大限の圧力』という言葉は今後(北朝鮮側に)金輪際使わない」と言い出したことだ。
明らかに軟化政策に軸足を移したということだ。
日朝間に拉致問題解決を抱える我が国にとってこれは大きな問題だ。
加えて北朝鮮の金委員長は「日本はなぜ直接我々に(拉致問題について)言ってこないのか」「日本の動きは遅すぎる」とも言っていると伝えられている。
これが本当だとすれば米大統領を介した拉致問題解決はなかなか困難と言わねばならない。
まして経済問題で日米間は大きな隔たりがある。
米大統領の頭の中は日米間の良好な関係維持よりも自身の支持率向上と中間選挙対策であろう。
拉致問題と言ういわば日本固有のイシューに米大統領がどれだけ踏ん張ってくれるのか・・・?
それよりも脱「他力本願」に舵を切る方が結局早道だと思うのだが如何だろう。