グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相の年頭所見会見に思う

2021年01月04日 | 政治

今朝首相の年頭所見会見を見ていて思ったことがあった。

相も変わらず会見時間が多数記者諸君から発言を求める挙手が上がっているにも関わらず、である。

首相は暮れの会見でコロナ対策について国民とのコミュニケーションが十分でなかったことを認めていた。

それなのに記者からの質疑応答時間を僅か15分で打ち切ってしまうのはどうにも理解できない。

官邸の記者会見室で首相自らが使っているのだから一般の貸会議室のような時間的制約はなかろう。

あとは首相のスケジュールなのだが今コロナ禍対応以上に緊急のご用って何があるのだろうかと思ってしまう。

結局長時間の記者会見で回答に窮することを恐れて逃げているようにしか見えないのである。

以前にもこのブログで触れたが政府はもっと(民間企業を見習い十分すぎる)説明責任を果たすべきだ。

そうでなければ「なかなか国民に政府の考えが伝わらない」なんてフレーズは使うべきでない。

敢えてコミュニケーションの機会を塞いでいるのだから。