グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

政府の緊急事態宣言対応に思う

2021年01月07日 | 政治

本日夕方再び緊急事態宣言が発出される見込みである。

今回の発出については既に遅きに失したとの声が聞かれるがそれはもう不問にしよう。

過ぎた年月は決して戻ることがないのだから。

ここでは緊急事態宣言の中身について感じたことをいくつか・・・。

時短営業に応じた飲食店に対する協力金を1店舗当たり1日最大6万円に増額されるということだがこれは事業者個々の実態に即してもう少しキメ細かな金額設定が重要ではないかと思われる。

例えば各事業者の昨年度の税務申告データを参考に逸失利益を凡そ算定することは可能だろう。

過去の申告内容や納税額とリンクさせることこそ合理的だと思う。

今年初めて事業を始めた業者は同業種、同地域の既存事業者の実績を参考にしたらいいと思う。

時短営業を要請業種にカラオケ店がある。

カラオケ店をほかの飲食店と同列に扱っているが果たして夜8時までアルコール付き(もしかしたらオーダーストップは7時かもしれないが)まで営業を容認していいのかいささか疑問が残る。

グループ人数の把握や利用時間、マスクの着用チェックやアクリル板の設置、定時換気など一般の飲食店よりはるかに難題だと思うがコントロールできるのか・・・、コロナ感染の温床になる危険は大いにある。

カラオケ業種になんの恨みもないがここは一定期間補償付きで休業要請をすべきではないか。

逆に夜間の外出自粛についてだが安全対策を施した真面目な(?)食堂まで時短要請対象にするのはいかがだろう。

世の中には多数の夜間労働者が存在することも忘れてはいけないと思う。