昨日高齢者タクシードライバーが運転途中で意識を失い交差点を暴走、6人をはね内1名が死亡するといういたましい交通事故が遭った。
73歳のこのドライバーは勤続30年以上のベテランで所属会社によれば事故当日の点検時も全く異常は見られなかったというから事前の事故防止は難しかったようだ。
高齢者による交通トラブルは高速道路等での逆走や駐車場、一般道路での暴走事故などが目立っているが昨今自動車メーカーはフールセーフ(バカ避け)機能の向上に注力しており一定の成果を生み出しつつある。
ドライバーが一瞬のうちに気を失うという非常時にはどんな対策が考えられるのであろうか。
少なくともアクセルがゆっくりと効かなくなるような機能の具備はそれほど難しくないのではないかと思うがどうだろう。
しかしながらそれまでは歩行者、運転者とも自衛力を高めていくよりほかない。
異常車の検出には車の動きとともに運転者の目を見ることが大事だと言われている。
事故に巻き込まれないためには周囲も不断の注意が必要なようだ。