ふたりのこと

ネガティブな記事をアップしたまましばらくたってしまいましたが

あれからは至って順調な日々です。

信じてくれたのか、

信じてくれようとしているのか、

(きっと後者だとは思うけれど)

いずれにせよ彼はあれ以来、そのことには一切触れないし、

かといってわたしたちの間に流れる空気に不自然さはなく、

疑惑が浮上した日以前のように、冗談を言って笑ったりして過ごしています。

彼は済んだけんかを気まずさだけで引きずるようなことはしないし、

かといってわだかまりを抱えたまま普通に振る舞うことはしないひとなので、

彼が発する言葉を聞いて、または彼の振る舞いを見て、

彼がどう考えているのか、

少なくともわだかまりを抱えているのかそうでないのか、くらいは鈍感な私にもわかります。

ひょっとしたらそれは彼の本来の性格ではなく、

私にわかるようにわざとそのようにしているのかもしれないけれど。

でもいずれにせよそれは彼の一部であって、

それは私にとってとても心地よいというか、彼の好きなところの一つです。



看護師の資格のことで相談したときも、

やっぱり彼はちゃんと考えて答えてくれたし、

それが当たり前だと言うひともいるかもしれないけれど、

それは決して当たり前などではないということを経験上私は知っているので、

月並みな表現だけれど、やっぱり彼はしっかりしたひとだと思う。

結局、調べてみたら、看護師の資格取得は今の生活からすると非現実的なもので、

彼に無駄な時間をとらせてしまった形になってしまったけれど、

その相談を通して、彼の考えの一部を聞けたのはあたしにとって大きかった。



ふたりで、ちゃんと、逃げずにひとつひとつ。

というか、あたしが逃げずに、聞きたいことは勇気を出して聞くこと。

言いたいことは言うこと。(ただし言い方は考えて、言葉は選んで。)

そこから始めていかないと、無駄なわだかまりを生むばかりだ。