Haste not, Rest not

二度と返ってこない今の自分の気持ちを積み重ねる部屋。

ゴッチの日記 転載

2013-10-09 21:29:30 | 詩備忘録


(2013/10/04 22:33)

 もう秋だというのに、蚊がいなくならない。最後にひと吸いさせろということなのか。おやめなさい、そう言ってやりたいけれども、蚊には蚊の事情があるのだろう。

 考えてみれば、パチンと叩かれて絶命してしまう危険を顧みずに彼女たちは(メスなので)我々の懐まで飛び込んでくる。なんという執念だろうか。子を産み子孫を残すということは、そういう命懸けの所行なのだろう。うむ。というか、単に、人の身体から発せられる体臭や二酸化炭素などに反応して、光に集まる蛾のごとき走光性のような、そういう単なる反射によるものなのかもしらん。まあ、どっちにせよ、死ぬかもしれないのに吸いに行ってしまうというメカニズムが、綱渡り的だなと思う。

 まあ、もしかしたら、蚊は太古からパチンとやられる機会が少なかったのかもしれない。人間が二足歩行をして手が自由になって、あの刺して血を吸う虫を退治せねばと思ったのは、地球の歴史からみると最近のことだと思う。だから、人間様には近づくまい、という進化(どういう理屈で起こるのかは知らんが)が起きていないのかもしれない。というか、逆に、我々と蚊の生息域の距離がグッと縮まったというか、本来吸うつもりはないんですけど、血吸うたろかゾーンに人類が進出してきたのが原因なんです、という言い分かもしれない。

 或いは、なんか蚊が繁殖しやすいええ感じにダルい水たまりを担保しているのが、我々の住環境だったりして。などなど。

 考えたらキリがないし、こんなことを考えている暇があったら歌詞でも書くべきなので、この辺でやめておく。10月4日。



木下黄太ブログ 転載

2013-10-09 18:47:06 | 放射能
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 あすから、久しぶりに、北海道に伺います。札幌からはいって、金曜日に旭川講演、土曜日に札幌講演、日曜日に函館講演の日程となります。皆様、よろしくお願いします。札幌講演は前後の日程が時間がないため、何か所用のある方との対応は、明日夜おそくか明後日の日中になります。何かある方は、本日中に連絡をお願いします。

 さて次の様なニュースが流れています。2013/10/1 2:00日本経済新聞 電子版より。

「吉野家、福島でコメ自社生産 被災地支援の狙いも

 吉野家ホールディングスが福島県でコメの生産を始める。10月1日付で同県白河市の地元農家などと共同出資で農業生産法人を設立。牛丼店の主要食材を安定調達するため自社生産のノウハウを蓄積するほか、東日本大震災の被災地支援にもつなげる。政府が推進する農地集約も追い風に外食業の農業参入が広がっているが、外食大手が自社でコメ生産を本格的に手掛けるのは初めて。」

 2年半が過ぎているのに、今さら、被災地支援という感覚もよくわかりませんし、今からあえて福島でコメを自社生産することの意味も理解できません。放射能という事について、本質的に極めて緩い思考を吉野家がしていることが、はっきりした話だと思います。以前は、よく吉野家は食べていましたが、最近はご無沙汰していました。これで、未来永劫、ご無沙汰することになると思います。

 きのう、ある人のFacebookで教えてもらった動画は、ちょっと興味深い内容でしたから、ご紹介します。マーガレット・ヘファーナンというケンブリッジ大卒で、企業経営者、著述家、脚本家の女性の話です。元々はイギリスでラジオで脚本や演出⇒テレビプロデューサー⇒テレビ制作側の権利団体立ち上げ⇒さらにアメリカで企業⇒著述活動をしているという人です。「意図的な無視」についてスピーチした、次の動画は参考になります。動画について書かれている説明は下記のとおりです。

《ゲイラ・ベネフィールドは仕事中にある異変に気づき、やがて自分の住む町の恐ろしい秘密を暴いてしまいました。彼女の町はアメリカのどの場所よりも死亡率が高く、80倍にも上っていたのです。しかしそれ以上に彼女が衝撃を受けたのは、住民にそれを伝えようとした時でした。人々がその事実を知りたがらないのです。マーガレット・ヘファーナンは、歴史の教訓とも活動の呼び掛けとも呼べるこの話を通して、「意図的に無視すること」の危険性に警鐘を鳴らすとともに、自ら声をあげた普通の人々を讃えます。》

『誰もしりたがらないのです』ということについて、こういう形で、踏み込むと良くわかる気がします。

15分程度の動画⇒

http://www.ted.com/talks/margaret_heffernan_the_dangers_of_willful_blindness.html

本人ページ http://www.mheffernan.com/index.shtml

 このマーガレット・ヘファーナン氏が書いた『見て見ぬふりをする社会』という著作が、2011年の年末に日本でも出版されています。良心がある編集者もいるのでしょうね。これは、今の日本の現実であり、その問題は、日本政府と東京の人々そのものがこの状態にあることです。そしてこの本の巻頭に、『日本語版刊行に寄せて』の記述があり、福島原発事故をまさに「意図的な無視」と指摘しています。

http://www.amazon.co.jp/見て見ぬふりをする社会-マーガレット-ヘファーナン/dp/4309245692

 おそらくこういう感覚を感じている人は多いと思います。そして、こうした状況を突破するのには、普通の人が一人一人声をあげるしか方法が無いことも示唆されています。僕も同じことをしていると、つくづく思います。

 次のような健康被害報告も、こうした「意図的な無視」の壁を突破するためには、もっとも有効な手法になります。この方は、被曝で、自分の脳の働きに関して疑いを持ち始めています。こうした、自分におきていることを客観視することが、とても大切です(直接電話でお話しましたが、話されている内容はまともなで、仕事をしながら普通に社会生活をされている方)。

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初めまして。

私は茨城県のつくば市在住、49才単身者です。私の体調の件についてお知らせする事が、状況把握にお役に立つのではないかと思いメールをいたしました。利口な人間ではないので、拙い文章をお許し下さい。

では、体調についてお知らせ致します。内部被曝と考える症状が出たのはここ一年の事ですが、それまでは更年期の症状と見誤っていました。昨年、同世代の従兄弟が心筋梗塞で他界し、私自身の動悸症状が高まった頃から被曝症状を疑い始めました。以後、婦人科系の出血、血尿があり、現在は治らない風邪と見誤った甲状腺異常が始まりました。毎日が怠く、栄養補助ドリンク等に頼っています。

そして、昨日、私にとって衝撃的な事がありました。ガソリンスタンドで給油をすませ、帰ろうとした時、サイドブレーキの解除の方法が分からなくなり、パニックになってしまいました。サイドブレーキの位置すら、解らないのです。30秒程の出来事でしたが、大変なショックでした。これが脳への影響かとも思います。全て被曝由来と証明出来ない事ですが、私は内部被曝の影響と確信しました。実は、会社でも鼻血、関節異常、目眩等々の被爆症状がボツボツみられるのです。
周囲の人間には伝えられずにおります。家庭菜園で出来た作物や、自作のお米を贈る事をたのしみとする周囲の風潮が、政府の情報を鵜呑みにしている人々の食生活を無防備なものにしてしまうのです。そして、地元で取れた野菜を口にするなとでも言えば、農家批判に当たり、人間関係を壊してしまうのです。どうしようありません。

木下様のご意見通り、子供達、女性の避難が叶えばとは思いますが、恐らく田舎の年寄りや親戚に反対され、私の周囲の若い母親達は苦悩するでしょう。 私自身はお金もなく、体調、将来性等々を考えると、政府の強制的移住がない限り、この地で終わる事の覚悟ができております。ただ、将来の選択が出来る若い方々には、現実を直視して最善の選択をして頂きたいと思います。

以上が、私のお伝えしたかった事です。事例として、お役に立てば幸いです。

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