Haste not, Rest not

二度と返ってこない今の自分の気持ちを積み重ねる部屋。

産まれた!!その3

2015-12-02 18:09:43 | マタニティ・育児
つづき。

けっこー生々しい表現ありです。

主人が帰り、間に合わなくて残念な気持ちと、
あとどれくらいかかるのかという不安でいっぱいでしたが、
そこからは助産師さんがつきっきりでいてくれました。
陣痛の合間にノートPCで記録付けてました。
陣痛の間は腕を握らせてもらい、
声をかけてくれて。

もう最後は腰とお腹がバンバンに張り、
まともに息を吸えなくなってました(ノ_<)
ゆえに吐くのもままならず。
落ち着いて!と言われたところで
落ち着いてなんていられません、という感じ…。

もう限界超えてるんですけど!
と思ったところでようやく破水。
ビシャッ!!って感じでした。

これでやっといきめるのね!!
って分娩室まで歩いて移動!?
もうどうやって歩いたか覚えてません。。

分娩室入りが21時45分だったかな?
ホワイトボードにそう書かれてたのに気付いたのは出産後。

自分の中では、産まれたのは日付変わってると思ってました。
実際には1時間くらいだったなんて…。
それくらいそっから時間が長く感じた。

いきんでいいよ!と言われて、
いきむ方が逃すよりよっぽど心身ともに楽でした。
大きいウンチを出す感じで!と。
先生の指に負けないで!と誘導してくれて、わかりやすかったな。
でもなかなか降りてこず。
やっぱり旋回?
なんだかドクターとナースも続々来た。
かわるがわる手を突っ込まれ、
もういい加減にしてよ!!と言いたくなる。
せっかく分娩台に乗っていきむ位置に上げてくれたのに、
また位置を戻され、促進剤で降りてくるのを待つことに…
これ以上逃せないし!
ムリ!いきんじゃう!と叫び。
いきんでもいいよ、と言われたのでもういきみました。
すると少し降りてきた様子。
また分娩台の位置が上がる。
髪の毛も見えてきてるからもう少しですよ、と先生。
それから何回かいきんで、やっと頭が出かかった!
しかし他の先生が戻って来るまで間に合わないのか、せっかく出た頭を少し戻され(ノ_<)
何してくれてるんだ、と内心憤る。

先生たちが揃い、これでようやく産めるのね、と思う。
切開しますね、と切られる。普通に痛い。

「次のいきみで産まれますからね、もう、いきまなくていいと言ったら力を抜いてね」と。

そしてその瞬間がついにやってきました。

痛い!!これが鼻からスイカってやつね!!
という。

うーんといきんで、頭が出てるのがわかり。
もう1回いきんだところで、赤ちゃんが外に出たのがわかりました。
「もういきまなくていいですよ!力を抜いて!」と。

産まれた!!終わった!!

もう疲れ果てて半分実感なく…。

でも赤ちゃんがすぐに産声を上げていたので、
本当に安心しました。

長丁場で赤ちゃんも苦しかったに違いないと思うと泣けてきて、
無事に産まれてきてくれたことに感謝感謝でした。

先生が赤ちゃんの処置をすぐにしてくれて、
もうウンチも出ましたよ、と。
私の胎盤を出す間、体重量ったりしてくれてたみたいで。
胎盤を出す為にお腹グリグリ押されるのも痛かったけど、
陣痛に比べたら屁でもなく。
あったかくて柔らかいグニャグニャしたものが、ニュルンと出たのがわかりました。
見せてはくれなかったけど。。
妊娠中ずっと赤ちゃんに栄養を送り続けてくれた胎盤にも、
ありがとう、そしてお疲れさまでした!
と言いたい気持ちでした。

出産が終わったら足の痙攣が治まらずびっくり。

その後傷を縫合。
これが何より出産前から嫌で仕方なかったのだけど。
もう感覚も半分麻痺してて、もちろん痛かったけど、陣痛に比べたら、ってやつでした…。
でも、処置中に先生同士がブツブツと
「あちこちけっこう深く切れちゃってるんだよね…」
「奥の方が切れてて出血してるなぁ…」
みたいなこと言ってて、
えぇ…そうなの…(´・ω・`)って感じでした。。
とりあえず局部麻酔だけで一通り処置は終了。

その後分娩室で2時間安静、と言われたので、
その間に主人に報告の電話をしたり、
赤ちゃんが横に帰ってきたので写真撮ったりしました。

そっからの記憶が曖昧なのだけれど、
多分子宮の収縮見る為にお腹を押され、
出血が多めだったらしく。
さっき縫合したところをもっと深くしっかり縫わないといけないらしく。
「点滴麻酔をしてしっかり縫いますね」と…
「眠くなると思うんですけど、がっつりな麻酔じゃないので、痛いのは痛いと思うんですけど」
よくわかんないけど、まな板の上の鯉なわけです。
とりあえず点滴入れられて、しばらくすると頭がグルングルンする感じ。
ああ、これが麻酔なのねと。
それからしばらくは夢うつつな感じで、時々あぁ処置されてるなー、痛いなぁーって感じでした。
で、いつしか完全に寝落ち。
「終わりましたよ~わかりますか?」の声に、
何となく空返事したことは憶えてる。
尿バルーンも入れられてました。
その後子宮の収縮を促す為にお腹の上に氷を乗せられ、朝まで眠る。
何回か先生が見に来るたびに目は覚めたけど、
診察が終わったらすぐにまた熟睡。

翌朝。
車椅子で病室まで移動。
本当ならこの日から授乳指導があったり、シャワーできたりしたのだけど。
まずは午前中はゆっくり休みましょうと言われる。
入院して初めてまともな食事を摂る。
スクランブルエッグ、パン、牛乳、ヨーグルト、など。
でも傷が痛くて痛くてまともに座ることなど出来ず、ベッドの上で半分横になりながら食べる。
美味しかったけど、まだ食欲より痛みが勝ってる感じ。
でも丸一日、ほとんど何も食べられなかったので、
久しぶりのまともな食べ物が嬉しかったな。
陣痛中は主人に買ってきてもらったウイダーインゼリーとかカロリーメイトを無理やり摂った感じ。
あとみかんを助産師さんに食べさせてもらったり。
子宮も筋肉だから、何か摂らないとちゃんと収縮しないって言われたなぁ。

朝食後、寝落ち。
お昼ご飯から写真でも撮ってみるかと。
ご飯大盛り 笑
病院食、けっこう美味しい。

昼食後、トイレまで歩いてみることに。
傷やら足やらあちこち痛いやらで、
何かにつかまらないと歩けず。
点滴用のガラガラと手すりにつかまって、なんとかトイレまで。
お部屋に戻り、トイレまで歩けたからとバルーンを外してもらい、縫合した傷を診てもらう。
すると
「だいぶ腫れてますね~。
これはちょっと先生に診てもらいましょう」と…。
待ってる間、赤ちゃんに会えてないなぁ…と思い、
流れで出産の時のことを思い出し、
赤ちゃんのがんばりにいきなり泣けてくる。
涙ぐんでいると、ベテランぽいナースさん登場。
「なんか泣きそう?大丈夫!?」
するとさっき歩行に付き添ってくれたナースさんが、
「私が無理に歩かせたり座らせたりしたから…」と大慌て。
違うんです、とこちらも慌てて弁明。苦笑
「産後はそういう気持ちになっちゃうんだよね、わかるわかる」とベテランナースさん。
で、再度診てもらうと、
「あら~!これはだいぶ痛いはずだよ!」と。
「ここの段差も気になるよね」とかなんとか(´Д` )
痛みを考慮してくれて、車椅子+円座で移動。
処置室に行くと、昨日縫ってくれた先生とは別の先生が診てくれる。
まだ縫えていない部分があったらしく、
「局部麻酔しっかり打って、あとひと針だけ縫いますね」と。
まだ縫うの(´・ω・`)と思ったけど、
ここまでくるとあとひと針なら早く終わらせてもらおうという諦めの境地でした。

その後昨日縫ってくれた先生も来て、
ここが縫えてないよとか言われてるし…
前日とは浮腫み具合が違ってて、傷が見えづらかったせいもあるみたい。

局部麻酔は痛いですよ、と言われたけど、
前日とたいして感覚は違わず。
その後の処置は無痛。
浮腫みで感覚が麻痺してるのが不幸中の幸いらと言われました。
ひと針って言ったのに、
途中で麻酔追加したし、
けっこーあちこち縫ってるやん!
でももうこうなったらとことん縫って終わらせてくれ!
って感じでした。。

結局その日はシャワーではなく清拭をお願いして。
痛み止めもらい、夕方にカテーテルとりました。

そして赤ちゃんに再会。
元気そうにしてて一安心。



とりあえずこの辺にしとこう。。
キリがないわー。
そして入院中って意外と忙しい。


今日は入院3日目でした。
今は母子同室です。
トイレとかシャワーとか手続きで部屋を離れる時は新生児室に戻すんだけど、
その度に気が気じゃない 汗
でも、今のところよく寝る子です。。
ガッツリ寝て、ガッツリ飲む感じ。
詳細はまた!
書ける日あるかな~。