瀧川鯉八…『新聞記事』
神田ひまわり…『大塩平八郎 瓢箪屋裁き』
新山真理…「漫談」
(ぴろき昼夜交代)
笑福亭和光…『狸賽』
三遊亭左遊…『黄金の大黒』
東京太・ゆめ子…「夫婦漫才」
雷門助六…『三人上戸』
橘ノ圓…『反対夫婦(半ば)』
《お仲入り》
三遊亭とん馬…『犬の目/踊り・かっぽれ』
桂伸乃介…『唖の釣』
鏡味健二郎…「太神楽」
三遊亭遊三…『井戸の茶碗』
大喜利…「二人羽織」
福袋演芸場終演後、新宿に新真打の披露目を見に行くという選択肢は私の中にはなく、昼の部に新山真理さん、神田ひまわりさん、珍しい「二人羽織」。夜の部では三遊亭遊馬さん、瀧川鯉昇師匠出演の上に、桂平治師匠がトリという、この機会を逃したら一生後悔するであろう芝居を見るべく、東武百貨店でいなり寿司を買い込み再び池袋演芸場へ・・・。
鯉八さんは3回連続新聞記事。落ち着いた噺ぶりは好感が持てますが、そろそろ違う噺も聴きたいなぁ。
三遊亭遊喜さんと交互出演の神田ひまわりさんの出演日。相変わらず目がキラキラしています
神田きらりさんの“パワフルなまっすぐ”と対照的に、ひまわりさんは“ソフトなまっすぐ”という印象。
落語の「片棒」のような3人兄弟の個性が出た話に、大塩平八郎の名裁きが加わるというとても面白い読み物でした。
鯉八さんが釈台だけ片付けて高座返し。「おっ、おっ、おっ!」
新山真理さんが薄い赤と黒の矢羽根柄の着物に赤い帯、黄緑の帯留で登場ですもちろん帯には“小道具”もしっかり
「ひまわりさん、私とキレイどころが2人続きまして・・・」私、鼻血が出る寸前です
真理さんにしては珍しい昼の部のこの時間の出演でしたが、このネタは時間に関係なくウケますね!
狸の噺は「狸の札」が多いのですが、和光さんは「狸賽」をかけてきました。
二つ目に昇進したばかりですが、落ち着いて堂に入った講座でした。
初見の左遊師匠。インテリ然とした姿から「黄金の大黒」という寄席では珍しい噺を聴かせてくれました。
夫婦漫才のあとは助六師匠。こちらも珍しく古今亭今輔師の物真似を聞かせてくれました。「三人上戸」というなかなかかからない噺も面白かった。
圓師匠はいつもの漫談で終わるのかと思いきや、「反対夫婦」の半ばまで。一度最後まで聴いてみたい噺です。
食い付きはとん馬師匠。なぜか上機嫌で、珍しい噺の後は「お客様が大勢いらっしゃいましたので…」と、かっぽれを披露する大サービスの高座でした。
伸乃介師匠も初見で、こちらも寄席ではあまり聴かない噺。
今日はトリの遊三師匠を含めて、前座の鯉八さん以外は全てここ3ヵ月の定席では聴いた事のない噺ばかりでした
健二郎先生、升で多少危ない場面がありましたが、のどかな枯れた芸を見せて下さいました。
遊三師匠はいつものマクラを省いて本編へ。
多少言い淀む場面があったものの、笑いを取りつつじっくりと聴かせていただきました。やはり主任はこうでなくちゃ!
大型連休中の特別企画は「二人羽織」。
とん馬師匠が案内役で、遊三師匠が前、伸乃介師匠が後。
なかなか高座では師匠連の素の姿を拝見することができないのですが、ここでは遊三師匠も普通のおじさん
それにしても見事だったのは伸乃介師匠の三味線の爪弾き。
「勧進帳」「さわぎ」の2つで、「騒ぎ」の時は少しですが遊三師匠の太鼓を叩く姿も拝見できました。
もう少し見たかった「二人羽織」ですが、伸乃介師匠もお疲れのご様子がありありと見え、この位がちょうどいいのかな?
何とも楽しい、お得な昼の部を堪能しました!
神田ひまわり…『大塩平八郎 瓢箪屋裁き』
新山真理…「漫談」
(ぴろき昼夜交代)
笑福亭和光…『狸賽』
三遊亭左遊…『黄金の大黒』
東京太・ゆめ子…「夫婦漫才」
雷門助六…『三人上戸』
橘ノ圓…『反対夫婦(半ば)』
《お仲入り》
三遊亭とん馬…『犬の目/踊り・かっぽれ』
桂伸乃介…『唖の釣』
鏡味健二郎…「太神楽」
三遊亭遊三…『井戸の茶碗』
大喜利…「二人羽織」
福袋演芸場終演後、新宿に新真打の披露目を見に行くという選択肢は私の中にはなく、昼の部に新山真理さん、神田ひまわりさん、珍しい「二人羽織」。夜の部では三遊亭遊馬さん、瀧川鯉昇師匠出演の上に、桂平治師匠がトリという、この機会を逃したら一生後悔するであろう芝居を見るべく、東武百貨店でいなり寿司を買い込み再び池袋演芸場へ・・・。
鯉八さんは3回連続新聞記事。落ち着いた噺ぶりは好感が持てますが、そろそろ違う噺も聴きたいなぁ。
三遊亭遊喜さんと交互出演の神田ひまわりさんの出演日。相変わらず目がキラキラしています
神田きらりさんの“パワフルなまっすぐ”と対照的に、ひまわりさんは“ソフトなまっすぐ”という印象。
落語の「片棒」のような3人兄弟の個性が出た話に、大塩平八郎の名裁きが加わるというとても面白い読み物でした。
鯉八さんが釈台だけ片付けて高座返し。「おっ、おっ、おっ!」
新山真理さんが薄い赤と黒の矢羽根柄の着物に赤い帯、黄緑の帯留で登場ですもちろん帯には“小道具”もしっかり
「ひまわりさん、私とキレイどころが2人続きまして・・・」私、鼻血が出る寸前です
真理さんにしては珍しい昼の部のこの時間の出演でしたが、このネタは時間に関係なくウケますね!
狸の噺は「狸の札」が多いのですが、和光さんは「狸賽」をかけてきました。
二つ目に昇進したばかりですが、落ち着いて堂に入った講座でした。
初見の左遊師匠。インテリ然とした姿から「黄金の大黒」という寄席では珍しい噺を聴かせてくれました。
夫婦漫才のあとは助六師匠。こちらも珍しく古今亭今輔師の物真似を聞かせてくれました。「三人上戸」というなかなかかからない噺も面白かった。
圓師匠はいつもの漫談で終わるのかと思いきや、「反対夫婦」の半ばまで。一度最後まで聴いてみたい噺です。
食い付きはとん馬師匠。なぜか上機嫌で、珍しい噺の後は「お客様が大勢いらっしゃいましたので…」と、かっぽれを披露する大サービスの高座でした。
伸乃介師匠も初見で、こちらも寄席ではあまり聴かない噺。
今日はトリの遊三師匠を含めて、前座の鯉八さん以外は全てここ3ヵ月の定席では聴いた事のない噺ばかりでした
健二郎先生、升で多少危ない場面がありましたが、のどかな枯れた芸を見せて下さいました。
遊三師匠はいつものマクラを省いて本編へ。
多少言い淀む場面があったものの、笑いを取りつつじっくりと聴かせていただきました。やはり主任はこうでなくちゃ!
大型連休中の特別企画は「二人羽織」。
とん馬師匠が案内役で、遊三師匠が前、伸乃介師匠が後。
なかなか高座では師匠連の素の姿を拝見することができないのですが、ここでは遊三師匠も普通のおじさん
それにしても見事だったのは伸乃介師匠の三味線の爪弾き。
「勧進帳」「さわぎ」の2つで、「騒ぎ」の時は少しですが遊三師匠の太鼓を叩く姿も拝見できました。
もう少し見たかった「二人羽織」ですが、伸乃介師匠もお疲れのご様子がありありと見え、この位がちょうどいいのかな?
何とも楽しい、お得な昼の部を堪能しました!