後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔46〕ホットなおすそ分け第2弾!「9.14戦争法案反対国会前集会」です。

2015年09月15日 | 市民運動
  またまた大規模な「9.14戦争法案反対国会前集会」が昨日ありました。(「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」)開始は平日の夜の6時半にもかかわらず、なんと4万5千人の人たちで国会前は埋まりました。参加の意思があっても東京までは行けないという人や、からだの不自由な人たちや全ての日本中の人たちに、昨夜の報告をしておきたいと思います。12万人集まった8.30集会のホットな「おすそ分け」に続いて、第2弾といきましょうか。
 「清瀬・くらしと平和の会」のAさんから、「集会に参加の人は、よかったら3時に清瀬駅に集まってください。」というメールが入りました。友人と参加するというのです。我々夫婦は、夜の6時半からの集会に参加したいので、スタートを少し遅らせることにしました。Mさんも一緒に行動を共にすることになりました。
 清瀬の仲間のYさんは数人の仲間を誘って早々集会に参加し、堂々とネットにも登場していました。「清瀬のおばちゃん」として。
 さて我々は5時に清瀬駅に集合、池袋駅でトイレに寄ることを忘れませんでした。
 有楽町線、桜田門駅を出ると、国会に行く道は人でいっぱいでした。交差点で、信号をかなり待たされました。まだ青なのに警官が渡らせてくれないのです。なんだか今日は様子がおかしい、過剰警備だなと思いました。
 いつものように国会正門に向かって、左側の歩道を歩いて行きました。道幅10メートルくらいはあるでしょうか、3分の2くらいのところにコーンがずらりと並べられていて、広い方は人でいっぱい、狭い方を通路にして、3人で進んでいきました。精一杯正門に近いところまで進んで、プラカードを掲げ、懐中電灯を振り回しながら、コールに参加しました。
 しかしこの日の警備は凄まじいものでした。約50メートル幅の車道は完全封鎖です。車道との境目に三角の鉄柵が張り巡らされていました。それを守るかのように警察官がずらっと並んでいます。集会が始まった頃だったでしょうか、観光バスほどの大きさの機動隊の車両、30台ほどが警察官の背後に続々配置されたのです。そのため本部のある右側の参加者の様子が全く見えなく遮断されました。まさに集会の分断でした。
 佐高信さん、鎌田慧さん、神田香織さん、各党の議員さん、大江健三郎さんなどの話が続きます。この日は、スピーカーからの声がはっきり聞こえないのが残念でした。
 参加者のストレスを増やしたのは、この過剰警備でした。歩道は参加者で身動きとれないのに、車道は悠々警察官が占拠しています。なぜ車道を解放しないのか、参加者がしびれを切らして警察官に話しかけ始めました。そのうちに柵を足で押し始める人も出始めました。少しずつ少しずつ、鉄柵は後退していきます。そうこうするうちに国会に向かって参加者が堂々と行進し始めました。それを見て我々もますます手や足に力が入り、ついに鉄柵は倒れ始めました。その隙間から、国会正面になだれ込みました。
 8.30集会のように続々参加者が車道を占拠し、コールが至るところで巻き起こりました。リードするのは若い学生たち。次から次へとリーダーを交替しています。国会がライトアップされていたり、参加者が手に持ったペンライトがきれいでした。8時過ぎまでコールは途切れることもなく続きました。
  11時頃家に着いて、テレビを見ると国会からの中継が放送されていました。まだ参加者がいるのが映し出されていました。

  連れ合いは今日もKさんと国会に行くそうです。私も17日にHさんと行きます。
  戦争法案廃案まで闘いましょう!