後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔52〕毎月3日と19日は戦争法(アベ政治)の終わりの始まりです。

2015年10月20日 | 市民運動
 9月19日(土)に国会で戦争法が「成立」してからちょうど1ヶ月が経ちました。自公政権は時間が経てば国民が戦争法のことを忘れると思っているようですが、それは大間違いです。
 10月18日(日)は学生たちのシールズが渋谷で大規模な戦争法廃止集会を開きました。そして昨夜「戦争法廃止!安倍内閣退陣!10.19国会正門前集会」が18時30分からありました。主催は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」です。3つの団体で構成される超党派の市民運動です。
 私はいつものように、有楽町線の桜田門駅から国会正門前に向かいました。「清瀬・憲法九条を守る会」や「清瀬・くらしと平和の会」の仲間たち数人は昼過ぎからの参加でしたので、私は一人でした。正門右手はメインステージがあるところで、いつもならあまりにも人が多いので近寄らないのですが、今回は人が少ないだろうと思って行ったのですが、とんでもない話でした。相変わらず凄い人で身動きがとれませんでした。そんな時、コーナーの石垣の上に「清瀬」の旗を見つけたのです。私たちの仲間でした。かなり早くから彼らはやって来て、場所取りをしていたようです。何とか私も合流してその一角を占めました。
 6時半丁度に「戦争法廃止」のコールが始まりました。コールの合間に、3つの主催者団体の話、各政党の決意表明、女性団体の人、沖縄からの訴えなどが続きました。立ち上がれば、話す人の顔が見られる位置にいました。私は「アベ政治を許さない」という紙を掲げていたのですが、それに隠れて各種マスコミの写真には写っていませんでしたが、NHKのニュースには仲間の一人が写真を撮っているのが見事に映っていました。
  帰りに清瀬からの仲間がもう一人、彼女の元の職場の同僚と数人で来ていました。
 さらに帰りの電車で、「アベ政治を許さない」というシャツを着た2人連れの女性が乗っていて、なんと清瀬の方と言うではありませんか。彼女も憲法九条の会を作っていて、これから連絡を取り合うことになったのです。私が知る限りではこれで、清瀬に九条の会は3つあることになります。

 今日の朝日新聞の集会紹介記事はあまり大きくなくてがっかりですが、次のような記事が出ていてびっくりしました。
●「19日を忘れない」(朝日新聞、2015/10/20)
…神奈川県鎌倉市の塚越敏雄さん(68)は「誰かに任せるのではなく、一人ひとりが考え行動する時代になった。継続は簡単ではないが国会前で声をあげ続けたい」と話した。

 かなり昔からのミニコミ仲間の塚越さんが、なんと鎌倉から駆けつけていたのです。9500人という人混みの中では確認は不可能ですが、ひょっとしてこれから毎月の19日の行動日に会うかもしれません。楽しみがひとつ増えました。それにしても時間的にも金銭的にも鎌倉から来るのは大変でしょう。敬意を表したいと思います。

 「総がかり行動」は毎月19日に国会へということですが、澤地久枝さんが新たな提案をしています。「アベ政治を許さない」のポスターを毎月3日の午後1時に自分がいる場所で掲げようという提起です。連れ合いが早く来て、このポスターをもらったということでした。

□毎月3日は「アベ政治を許さない」のポスター 、13時
□毎月19日は国会前集会、18時半から