後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔419〕定年帰農者のお米つくりとブドウつくり㉒ 小学校学習田の脱穀、選別、籾摺り作業(矢部顕さんから)

2021年11月19日 | メール・便り・ミニコミ
  久しぶりの矢部さんからのメールでした。

●定年帰農者のお米つくりとブドウつくり  ㉒小学校学習田の脱穀、選別、籾摺り作業



稲刈りをして、稲の束を竿掛けして半月ほど天日干しをした後、
人力足踏み脱穀機での脱穀をしました。
脱穀とは、稲の籾と藁(茎)を分離する作業です。
エンジン動力が普及する以前、戦前まで使われていた足踏み脱穀機
を修理して使えるようにして、小学生に体験してもらいました。





脱穀した籾は、藁くずも混じっていますので、手回しで回転する
風力による選別する唐箕(とうみ)できれいな籾にします。
この籾を籾摺り機にかけて、籾殻を取り除けば玄米の出来上がり
です。これは現代の機械で行いました。





学習田は3aの田んぼですが、玄米103kgの収穫がありました。
100kgを超えた収量がわかったとき子どもたちの歓声があがりました。
半年をかけて育てて来たお米つくりの完了です。
収穫したお米は、参観日に親子でおにぎりして食べるおにぎりパーティ
をしたり、PTAのバザーで保護者に買ってもらいます。
                             矢部 顕