後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔536〕後期ゴシック彫刻を歩く〔番外編〕⑲ ヴュルツブルクの駅前に反ナチスのモニュメントが設置されていました。

2022年11月18日 | 美術鑑賞
  9月21日(水)、ドイツの臍のアイゼナハからリーメンシュナイダーの聖地とも言えるヴュルツブルクまで2時間半かけて戻ってきました。ドイツの中でヴュルツブルクは私たちが最も訪れた町です。駅前のホテル・レギーナは定宿でしたが、久しぶりに宿泊しました。いつもは狭い部屋に辟易していたのですが、今回は最上階で眺めも良く広々としていて満足でした。

  駅を降りて、今までになかったモニュメントに出合いました。4枚のパネルにその由来が書かれているのですが、緑の解説によると、ナチスの犯罪を可視化したもののようです。
 ユダヤの民が持っていたであろう鞄やリュックなどの造形がコンクリートや石で設置されています。戦争犯罪を今も問い続けるドイツの姿勢に、我が国の戦争責任の認識の甘さを顧みざるを得ませんでした。










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