後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔754〕新発見! クラウス・スリューテルの彫刻が『世界彫刻美術全集』(小学館1975年)になんと8頁も写真掲載されていました。

2024年12月21日 | 美術鑑賞

  こんなことがあるのですね。普段訪れることのない近隣の東村山中央図書館で開架式の図書を見ているときに思わぬ発見があったのです。クラウス・スリューテルの彫刻が『世界彫刻美術全集』(小学館1975年)に8頁も写真掲載されていました。私にとってはまさに新発見! でした。

 私が、ロマネスクやゴシック彫刻で今一番関心を持っているのはクラウス・スリューテルです。フランドル出身の彫刻家で、フランスのディジョンで活躍しました。緑の『祈りの彫刻』シリーズでたびたび紹介してきたゲルハールト・フォン・ライデンは後期ゴシックの名だたる彫刻家ですが、彼が手本にしたのがスリューテルだと言われています。
  昨年夏、見損なったスリューテルの彫刻を見にディジョンに来夏訪れる予定です。
  「モーゼの井戸」が代表的な作品です。以前『世界美術大全集』(小学館、1995年)で写真2頁を見つけたのですが、今回さらにその前に出版されている写真集を発見しました。それが『世界彫刻美術全集』(第7巻、ゴシック、小学館、1975年)です。 縦42㎝、横30㎝の大型本です。なんと「モーゼの井戸」が8頁にわたって掲載されているのです。
  まだまだ「新発掘」があるものですね。

ついでに『ロマネスク』も借りて2冊をガン見しています。 


最新の画像もっと見る