アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

64  アチャコちゃんの京都日誌  再びの京都 仁和寺

2017-05-28 08:29:52 | 日記

64 アキレス腱つながったけど、すぐには歩けない。

 

外科の先生からほぼ完全に繋がっていることを宣言された。

「結局手術しなくて良かったですね。回復は順調です。」どんどん歩いて筋力の回復に努めるように勧められた。ふくらはぎの筋肉も、

「やせ衰えていたので、頑張ってください。」??「先生!やせは良いけど、衰えては余計ちゃう?」

「けど、やせ衰えてましたよ。」「やせ衰えるって、老いさらばえる。に似てません?なんか言いすぎじゃないですか。」

「老いさらばえるとは、言ってませんよ。」「似たような表現です。」

医者なら、言い方には気を付けてもらいたいが、私の神経過敏かも。

食う。食い散らかす。禿げる。禿げ散らかす。逃げる。逃げまくる。やる。やりまくる。

例「あのお父さんは、気の毒に禿げてる。」「あのお父さんは、気の毒に禿げ散らかしている。」

 「あそこの爺さん、老いたなあ。」「あそこの爺さん、老いさらばえたなあ。」

皆さん、言い方には気を付けましょう!

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仁和寺に行った。何度も行った。

 

京都の北部、嵯峨野から衣笠辺りは,平安時代には時の権力者の別荘が多くあって、天皇が離宮として営んだ後に、寺になって行くことも多い。清凉寺や天龍寺・大覚寺などがそうだ。ここ仁和寺の地域も多くの王侯貴族が別荘を営んだ。その地に、59代宇多天皇が、父の光孝天皇の意志を継いで、西方浄土の希求思想に因んで寺院を建立した。寺の名前に年号を付けるのは、延暦寺以来で特別な事なのである。後に足利尊氏が、天龍寺を建立するとき、年号から因んで、暦応寺を希望したが比叡山延暦寺の反対にあって断念したほどだ。従って仁和寺は「御室御所」と尊称された。さらに、この辺りを御室と呼ぶようにもなった。

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世界遺産であるここ仁和寺は、国宝など寺宝が多く見どころも多い。嵐山鉄道の駅からは、まず重文の「仁王門」から入る。圧倒されるほどの存在がある。知恩院・南禅寺とで、京都の三大山門と言われる。それぞれ写真などで御存じだと思う。広い境内で、正面の中門をくぐって奥の国宝の金堂まで一直線に並ぶ。洛中の寺と比べて敷地が広く悠々と拝観できる。金堂右には、五重塔が聳えるが、東寺の塔よりやや低いが、姿はよく似ていて存在感は十分ある。

有名な御室桜は、遅咲きで有名。また不美人のたとえにされる。はな(花・鼻)が低いのだ。「おたやんコケても鼻打たぬ。」四月の下旬に満開を迎える。

因みに、京都検定受験者には誠に難儀な国宝がここにある。空海や橘逸勢の書になる「三十帖冊子」これも国宝だが、それを納める箱も国宝。その名前「宝相華迦陵頻伽蒔絵𡑮冊子箱」という。一級ではすべて漢字で正確に答えねばならない。宝相華や迦陵頻伽の模様のある蒔絵の冊子箱か?

帰りには、飛濤亭と遼廓亭で有名な御殿の庭園を見学し抹茶でも頂いて疲れを癒してもらいたい。

また、期間限定だが、背後にある成就山では、四国88か所観音霊場巡りが行える。今熊野観音寺では、88か所のお砂踏み供養が出来るが、こちらは多少ハイキング気分で回れるらしい。(行ったことはないが。)

 

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