とうとう最終回。桓武天皇の功績について書いてこのシリーズを終える。
50代 桓武天皇 ④ 功績
桓武天皇の功績は、何と言っても子沢山だ。多くの皇子・皇女を姓を与えて臣籍降下させた。ご存知桓武平氏の始まりだ。ここで脱線、源氏と平家。平氏と源家とは言わない、何故か?平家とか源家と言うと一定の一族を示す。一族の全体を源氏平氏と言う。つまり清盛を総帥とする平家は滅びたが、平氏は各地に生き残った。平家物語は清盛一族と源氏総勢との戦いだったのだ。しかし頼朝の一族の「源家」は滅んだ。
さて、桓武天皇の次の功績は、蝦夷の平定だ。坂上田村麿の活躍で東北の鎮圧は一時的に出来たのだ。これも大きい、戦費が半端なかったので都の経営に専念できた。
三番目は渡来人の登用だ。これはその後の日本に大きく影響する。百済系の母を持つ桓武天皇は、技術力に優れた渡来人を多く使った。都を移したのはむしろ渡来人の多いこの地を選んだと言う説もある。当時の宮廷人の二割以上は渡来人だったようだ。韓国人朝鮮人と差別するのは如何にナンセンスか。ヤマト朝廷は彼らの祖先の貢献なしには語れない。仏教や織物、鋳造術など何でもかんでも取り入れる日本人の柔軟性は古代からあった。
遂に、50代桓武天皇でこのシリーズは終了だ。インターネットに頼らずなるべく手元の書籍で調べて書いたが、ウキペディアのお世話になること大であった。写真もネットを利用したが著作権に触れるものはないと思うが・・・・。
いずれももうちょっと勉強して本にしたい。売れないだろうけど・・・。
以下に、桓武天皇が関係した妃・皇后と多くの(すべてではない)子供を列挙して終了する。
行きつけの飲み屋を持つ。大人の矜持を持つために必要だ。
注文などしない。一人で行く。カウンターの隅に座る。長居はしない。
大人飲みの条件だ。京都祇園のこの店が静かに閉店する。
昨年の開店以来、毎週通った。京都の隠れ家のちょっとした楽しみだった。
客筋の良い店で、知り合いも出来た。その場限りの会話も楽しめた。仲間との会食も良かった。
しかし、やはり一人で訪ね一人で帰る。ほろ酔いで祇園をそぞろ歩いて帰る。至福の時だった。
明日からどこで飲めば良いのか?おかみ!ありがとう。ご苦労様・・・・。♡