摂津の住宅地に外国人教育施設が建設される事に対して、地域住民が反対していると言うニュースが出ていた。これも誰かの撮影による動画で配信されている。住民たちの怒号が響く中、業者・行政側が平身低頭我慢をしているのである。曰く、「住宅が建設されると聞いていたのに話が違う。」「いや、そんなことは言ってない。契約上・法律上問題はない。」ここまでは良い。「嘘つき!嘘つき!嘘・・・・。」の連呼。
先日、東京青山の高級住宅地に確か子供保護施設を建設することに反対しているニューもあった。沖縄の基地問題は、政治的な経緯もありやや複雑だが、このような地域住民のエゴとも言える反対運動は、どう考えれば良いのか。「事前の説明がなかった。」との言い分があるが、事前に聞けば賛成するのかと言えば、否、である。つまりどこで説明しようが。「ある日突然、何の説明もなく。」なのである。法治国家に住む以上合法的手続きには勝てないのである。
この件に限って言えば、外国人労働者受け入れ後の諸問題の解決策の為に、誠に必要な施設であるならば行政が、賛成を得れないまでも説明する必要はある。むしろ地域住民と折り合いをつけるマニュアルも用意する必要あるだろう。
しかし、どうやっても「はんたー―――い!!」するモンスター住民は必ずいるのである。むしろ冷静な常識的な多くの住民と、上記の様な前向きな議論をすることである。我々は、隣人を選ぶ権利までは持ちえないのである。離れ小島に教育施設を作っても外国人教育にはならないのである。積極的に外国人たちと折り合いをつけて、交流している地域もあるのだ。積極的に海外から文化・技術を受け入れて発展した日本人は、いつからこのような排他的人種に成り下がったのだろう。
高圧的に反対運動をし、言い分が通るならば日本は、無法地帯となる。
一方、自らの地域に建設計画があれば複雑でもある。(涙)