アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

番外 年を重ねると「気にいらない事」が多い ⑥

2019-02-27 09:05:45 | 日記

おかしくないか?昨日から北朝鮮の、金書記長が何か英雄扱いを受けている。彼は、国際社会に背いて核開発を行い、叔父や兄や多くの側近を殺害している!あまつさえ父の時代かも知れないが日本人を多く拉致している。数々の悪逆無道の人物なのだ。何故あのように大国アメリカの大統領と対等に会談出きるのか。ただただ核を持っているだけの事なのだ。ましてや韓国の大統領まで気を使っている。拉致被害者の御家族の感情を思うとき、違和感と憤りと理不尽さを禁じ得ない。ここ数日の報道を冷静に見る事が出来るだろうか。

韓国も気になる。日本の国力が低下するに従いいちゃもんをつけている。漢江(ハンガン)の奇跡は日本の経済援助のお陰だ。そこからバブルまでは日本を目標にしていて、事は荒立てなかった。ところが、失われた20年、日本の国力が低下するとたちまち足元を見て来る。反日教育は今に始まったものではないが、本音ではなかなか勝てない兄貴のようなものだった日本が、喧嘩を売っても買ってこない弱腰が見えて来ると、増長してきたのだ。つけあがり過ぎた韓国は、今や舐めているとしか言いようがない。最近の諸事件言うまでもなく日本に非はない。日本に反省点があるとするなら、世界から尊敬される毅然とした対応だ。日本に固有の高い精神性と交渉力だ。武力を行使しないと決めたのなら、交渉は放棄せず強く対抗してもらいたい。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

556 アチャコの京都日誌 新シリーズ京都100寺巡礼 ⑫ 雲龍院

2019-02-27 08:56:09 | 日記

12番 雲龍院

 Unryuin Kyoto15n4592.jpg12 

東山区泉涌寺山内町36

正式名称  別格本山 那智山雲龍院

宗派  古義真言宗

本尊  薬師如来

開基  後光厳天皇

 「雲龍院」の画像検索結果

泉涌寺の山門を左に見て、さらに東方奥に進むと雲龍院がある。筆者は知人を京都案内する時には、必ずメニューに入れるお気に入りの寺院だ。

雲龍院は、室町時代の北朝初代の後光厳天皇が開基であり南北朝統一時の後小松天皇まで北朝5代の天皇所縁の寺だ。楽しみは、庭と写経だ。まず手入れの行き届いた庭園を眺めながら一服のお茶を頂く。悟りの窓として有名な真ん丸の窓を通して、四季の変化を楽しむ。そして客間の一室に、「色紙の窓」と言うのがこちらの最大の見どころだ。指定された座布団に座ると障子に四つの小さなのぞき窓、左から椿、燈籠、楓、松とそれぞれ違った景色が色紙のように楽しめる、季節によって主役が変わるのもうれしい。

また、本堂である「龍華殿」(重要文化財指)の中で行える写経は是非おすすめだ。まず、「丁字」と言う木の実を乾燥させた特別なものを口に含み口内を清める。次に手に塗香をすり込み身を清める、その高貴な香りに気分も一気に引き締まる。最後に酒水(特別に祈祷された清水)を頭にかけてもらって心を清める。そこで初めて机に向かう。うっすら下書きのある半紙に朱の墨で丁寧に般若心経を書いていく。自分一人だけの龍華殿内は、完全な静寂である。仏と対峙しているとややもすれば恐怖感すら感じる。一心に書いていると時間の経過も忘れ、完成した写経は仏前に納めて帰る。ひと時、室町時代にタイムスリップしたような高揚感を味会う。重要文化財と言う国宝に準じる建物を一瞬でも独占できるのはここだけではないか。

なお、寺宝には、土佐光信作の後円融天皇御真影、大石内蔵助の書いた「龍淵」の墨蹟など重要なものが多い。また北朝の後光厳天皇、後円融天皇、後小松天皇、称光天皇に加え、後水尾天皇以降多くの天皇の御尊碑が安置されるなど皇室との関係は格別である。

最後は、もう一度庭園を眺め、しばらく感慨にふけって帰ることにする。床の間に掛け軸子子子子子子子子子子子子」御存じのこの言葉遊びは、「ねこのここねこ、ししのここじし(の子子猫、獅子の子子獅子)」と読む。

次も、泉涌寺塔頭寺へ

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする