昨夜は、京都検定受験仲間に合格祝いをして頂き、高級ワインを痛飲致した。
仲間たちの見る目が尊敬の眼差しになるかと思ったが、別に変わらず「うるさいおっさん」を見る目でした。むしろそれが心地よく、「一級さん」と呼ばれたり、一級バッジを見せたりしてやっと誇らしく思った。
今回の合格率の高さ(それでも10%ほど、例年は1~2%の事も)から、筆者が特別進歩した実感はないが、合格は合格である。従って、点数は決して言わない事にした。聞かれても答えない、合格は合格であり点数の多少で差別される事はない。決して言わないが、実は点数が奇数であった。奇数?京都検定1級は、一問2点で150点満点、80%120点以上が合格だ。従って、得点はすべて偶数で出て来る。奇数という事は、2点の正解に1点の得点があったという事だ。不正ではないが完全な正解でもない。情けない事だ。どの問題か心当たりがない。残念ながらそのお陰で合格ラインに達している。???点数がばれた??
さて、合格の秘訣。
①現地調査はまず必須だ。見れば記憶に残る。
②歴代天皇や東山36峰、洛陽33か所観音霊場、などは一度暗記してしまう。何かの時に役立つ。
③常照寺・常照皇寺・常寂光寺、等持院・等持寺、南禅寺・南禅院や、など混同する事項は早い段階で整理する。
④蘆山寺・無鄰菴・迦陵頻伽など難しい漢字も早々に覚える。
⑤歌碑、千家十職、花街とおどり、寺と山号、手水・燈籠など暗記は、直前に集中する。
⑥東寺、北野天満宮、賀茂神社、清水寺クラスは、文章に出来るくらい詳しく調べる。
⑦過去問からいくつか関連問題が出る。もう問題のバリエイションも限界にきているのだ。
そして、最後は単語帳を駆使し「暗記」と割り切る。直前は決して楽しくはないのである。
都草などで「模擬試験」など実施しているが、合格ラインに達せずとも諦める事はない。ああいうものは難易度の高い問題を出している。7月ごろ発表される公開テーマは、5問全問正解が必須だ。
そして、最後の最後は、終了時間の5分前が勝負だ。筆者は、終了と同時に1問思い出したのだ。(泣)