アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

㉚ アチャコのアキレス腱断絶日誌 第3の断絶

2017-04-22 09:20:24 | 日記

「孫イラスト」の画像検索結果

㉚ アキレス腱切った

 

孫に嫉妬。ジージーのジェラシー。さらに断絶の危機。

 

 孫が来た。いきなり嫌われた。この巨大な左足は異様に見えたのだろう。人間の足とは思えない。ジージーは、ロボットになったの?いつものように自分に近寄って来ない上に、足が異様に大きい。終始孫には近寄ってもらえなかった。

 

 配偶者と国交を断絶したままの吾輩は、アキレス腱・配偶者・そして、孫との絆も断絶されるのか?

これではわが国家の存続が危うい。しかも、配偶者も娘も関心は、もっぱら孫に集中する。日常、丁寧な介護はされていない吾輩には、一層の疎外感が襲って来る。「居たの?」そんな空気感の中、遠くから孫の可愛い所作を眺めているだけである。

 

自宅前の公園に孫を遊ばすのを見に行く。配偶者の「何しに来たの?」と言わんばかりの視線を無視し春の暖かい日差しに、久しぶりに身を委ねる。ひと時の至福の時だ。

しかし、すぐに現実に直面する、「私たちこの子連れて向こうの公園まで行くから家に帰っていて・・・。」冷たく言われ、すごすごと家の中へ、「わしも仲間入れてくれ。」とも言えず、孫も吾輩に見向きもせず立ち去って行く。

 

歩けるようになったら、孫を独占して遊んでやろう。しかし、断絶したこの孫との絆は、繋がるのか?

 

アキレス腱が繋がるよりも難しいかも??

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㉙  アチャコのアキレス腱断絶日誌  テレビを見てしまう 見たら黙っていられない

2017-04-21 15:15:03 | 日記

㉙ アキレス腱切った

 

 一日、家に居る。テレビを見る。見てしまう。見たくなくとも見てしまう。見てしまうと見たくなる。見てしまうと言いたくなる。黙っていられなくなる。

 

 そんな中、日中テレビを見るにつけて「疑問」がどんどん膨らんでいる。

それは、偏向報道だ。NHK以外は基本的に、政権への監視役を任じているが、あまりにひどい時がある。籠池問題は単なるショーでしかなかったが、最近は、アメリカ・シリア・北朝鮮問題に話題が集中している。やっと健全?な、話題になっているのだが、「平和ボケ」としか思えないコメントが相次ぐ。

「日本は平和憲法」を守っているので、「戦闘行為」は絶対に許さない。というような議論は、それで良いのだろうか?先方に平和憲法はないのである。外交交渉は当然に最優先すべきだが、実際攻撃を受けた時にどうするのか?ミサイルの着弾が現実になればどうするか?あるコメンテーターは言う。「そうならないようにするのが政治だ。」あほか?また、ある評論家が言った。「もしミサイルが打たれたら日本は終わりなんです。」日本は終わるのか?絶望的なコメントだ。無抵抗に攻撃を受ける事を想定しているとしか思えない。ご本人は、「そうならないように・・・。」と最後までおっしゃるのでしょうか。

全体的な印象は、どう考えても日本を無条件に侵略したい勢力に加担していると思わざるを得ない。平和を維持する為の抑止力としての戦力は、当然に保有すべきと考える人が増えるのではないだろうか。吾輩は、当然ながら戦争は反対だが、長く維持してきた日本の国体を踏みにじられるような屈辱は、受けたくない。これって、右翼?当たり前の疑問を持つことを、今日本では「右翼」と言うらしい。

私のアキレス腱は、左が切れた。右は元気。

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㉘ アチャコのアキレス腱断絶日誌 最近の生活状況

2017-04-20 06:29:58 | 日記

㉘ アキレス腱切った

宣伝ではありません。家中の移動はこれ良いです。

 

 断絶後、6週目に突入。行動手段は格段に広がった。松葉杖のみならず、キャスター付き事務椅子。これはアマゾンで購入したもので、着座しながら移動できる。「お遍路さん」でしか運べなかったものを大量輸送できることになった。これで、ルンバなど掃除手段を得た。また着替えなどを手元に積み上げていたが、引き出しに収納して出し入れするように進歩した。そして、車の運転も試した。幸い今の車は、左足を使うことがない。サイドブレーキを左足で踏むのだが、使わなくても問題はない。結局、左足は不要だ。慎重に運転するが、車中からではあるが、桜見物もした。途中、ガソリンスタンドに立ち寄ったら右前方のタイヤがパンクしていた。スタンドに寄らなければ大変な目に会ったかも知れなかった。散髪にも行けた。松葉杖にも慣れてきたが、雨など滑る恐怖はある。今後もなお注意だ。

 これが、恐怖心が無くなると油断することになるが、慣れた頃に、必要では無くなるのだろう。

諸兄!アキレス腱は切らないように!

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㉗ アチャコのアキレス腱断絶日誌  暇 翌日 暇

2017-04-19 09:39:57 | 日記

㉗ アキレス腱切った

 

脱線の結果、吾輩の以前の職業がばれた。この業界に限らず昭和の大らかな時代の話だ。証券マンが一世を風靡し、就職ランキング上位を占めるバブル時代よりももっと昔の話だ。株屋もお客獲得の為には、奇手妙策を繰り出した。吾輩は、新人時代、どうしても取引したい富裕層の見込み客の玄関のドアの上下左右の隙間に自分の名刺を隙間なく挟んで、主人が出かける時に、吾輩の名刺を全身にシャワーのように浴びるという趣向で勝負をかけたことがある。

夕方、上司に呼ばれて「とんでもない目玉を食らった。」クレーム電話があったのだ。夜、雨の中、その家にお詫びに行ったとき、その家の前の路上に、雨に濡れてこびりついた吾輩の名刺が散乱しているのを見た時、やっと事の重要性に気が付いた。一つ一つ拾い集めながら涙が止まらなかった。

心の中で、もっと面白いことを考えてやろうと思った。(懲りてない?)

 

どこでどう間違ったのか、今やコンプライアンスの時代から、フィディシャリーデューティーの時代だ。法令遵守は当たり前で、その様なことにならない為の態勢や企業の姿勢が厳しく問われている。投資家(消費者)にも問われなければならないが、金融リテラシーは依然として低い。

難しい事は、抜きにして、今日に至るも「貯蓄から投資へ」のスローガンは一向に実現されていない。行政の責任か業者(証券会社)の責任なのか。現在、新たに株売買を始めのは、なかなかハードルは高い。

「アキレス腱のツナガリ状況も、遅々として遅い。」

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㉖ アチャコのアキレス腱断絶日誌 株屋の独白

2017-04-18 09:19:35 | 日記

㉖ アキレス腱切った

 

・拳を振り上げた

 

高々に振り上げた吾輩の拳を、担当者の顔めがけて全力の一撃を与えた。仁王立ちの吾輩は、さらにもう一発殴った後、足元に転がっている工具の一つを拾い上げ担当者に向けて叩きつけんばかりに振り上げこう言った。「馬鹿野郎!お前のお陰でとんでもない事になったぞ!これはお客様の言い分が正しい。お前の負けだ。これでお前は首だ。わしも相応の処分になるだろう。それは良い。お前は懲戒免職だ。」「お客様に謝れ。謝れ!」そう言って、まさに工具を打ち付けようとした瞬間。

 

なんとお客が止めに入って来た。「ちょっと待て。」「止めないでください。」吾輩はもう一撃本気で振り下ろすつもりで構え直した時、お客は本気で吾輩の前に立ち、こう言った。「話を聞け。」「こいつは首になるのか?」「当然です。懲戒免職は再就職も出来ない、日雇いしか出来ない。サラリーマンの最もきつい処分です。場合によっては証券取引法違反の容疑で逮捕されるでしょう。」お客の空気が変化したのを感じた吾輩は、彼に「子供が二人いるんだろう?可哀想に一人は確か思い病気を抱えていたなあ。奥さんにもこれから大変な苦労をさせる事になるだろうなあ。」「とにかくお客様に謝れ。せめて潔くしろ。」彼は泣いていた。本当に泣いていた。吾輩も不覚にも本気の涙が流れていた。

 

お客は、この雰囲気に耐え切れず、「もういい。帰れ。」

以上が事の次第だが、いまだに人をダマシタことの罪悪感がよみがえる。部下である彼は、即医者に診てもらい全治1週間のけが。会社に戻りどう説明したか、覚えていない。株屋も投資家も昭和の人情味あふれるよき時代だった。

「吾輩のアキレス腱は、全治3か月だ・・・・・・。」

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