久々にスぺギアネタです(^^;)
ここのところ暑すぎて燃費も頭打ちだったのですが、そろそろそちらもアップする予定ですけど・・・。
今回は、少し気になる「ブレーキ抜け」についてご紹介しましょう。
最初に露骨に気が付いたのは、購入後半年くらいです。
それまでも、買って1ヶ月しないうちに、「何だろう、減速中のこの若干のショック」って感じは有りました。
最初は、「トルコンロックが外れたのか?」 と思っていたのですが、エンジン回転数に変化は無く回生ブレーキが作動している表示がされているし、燃料流量も0のままなので、ロックが外れたわけでは無い。
(ロックが外れた場合、エンジンにガソリンが供給されて自力で回る様になるので、燃料流量が0では無くなる。)
そのうちに、「減速時に回生ブレーキが使われているけど、その減速率が切り替わる時のショックらしい」というのがわかり、ショック自体もそれ程大きなものでは無く、特に気にしていませんでした。
実際のところ、気にならない人には全然気にならないかもしれません。
ところが、ある日の事。
赤信号に変わった為先行車がきつめのブレーキングをして、頑張って交差点前で止まりました。
いつもなら50m程の車間(電信柱1本分の間隔)で走る私ですが、その時は何故か30m程度に詰まっていたので、少し強めのブレーキをして、いつも通り先行車と車一台分空けて止まる様に減速していたところ、突然ブレーキが抜けた感覚がして、慌ててブレーキを強く踏み増したのでした(^^;)
「えっ、何これ(汗)。回生ブレーキの切り替わりで、こんなに露骨に減速度合いが変わるの!?」
その後減速の度に確認してみると、ほぼ毎回35km/hを境に「回生ブレーキ」の減速率が変わると思われるショックが有る、事が判明。
わかり易く言うと、例えば50km/hで走っていてブレーキを一定の強さで踏んだ状態での減速の強さが10だとすると、35km/hを境に5に変わってしまう、って言う事です。
実際のところ10が9に変わる程度だと思うのですが、さっき説明した例では目の前に先行車が迫っている状態で減速力が5に弱まったぐらいに感じた為、焦った、という感じでした(><)。
その後、何度と無く減速中に確認しているのですが、さっきの例程大きな減速力の低下は、今のところ見られません。
因みに、50km/h走行で最初からきつめのブレーキを掛けてみたところ、この35km/hでの差は起きませんでした。
この場合は、最初から回生ブレーキに頼らない減速(フットブレーキメインの減速)をしている物と思われます。
アクセルオフのみで減速した場合、35km/hで微妙な減速の差が起きる事は感じるます。
ブレーキを踏んだ状態でも、35km/hで回生ブレーキの切り替わる事でフットブレーキとの分担比率が切り替わるみたいです。
あくまで、「回生ブレーキの減速比率が変わる」という想定での話ですが、では、何故減速比率を変えているかと言うと、「同じ減速の仕方では、速度が必要以上に落ちすぎてしまうから。」というのと、「35km/h以上では回生ブレーキメイン、35km/h以下ではフットブレーキメインでの減速にする。」と分けているから、という気がします。
ハイブリッド車は、減速時に低速に移行する際、回生ブレーキメインからフットブレーキメインに切り替えている らしいので、恐らく同様の制御をここでやっていると推測しています。
現在、どのくらいの減速中に一番「ブレーキ抜け」感が起きるか? というのを確認中です。
今回は、私の体験からの、スペーシアギアの注意事項でした。
因みに、同じ年式ある、スペーシアカスタム・スペーシア・スペーシアベースでも同じようなブレーキの切り替わり制御をしていると思われるので、該当車種に乗られている方、参考にしてください。
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