木曽路はすべて山の中である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/25/e7b7e93d363027ae78a480ae29321ccf.png)
十数年前、奈良井宿に二日間投宿したことがあった。
鄙(ひな)びた印象の宿場であった。
祭も質素であったけれど、いまや観光目的で派手になっていると聞いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/9d/c97272570bfc411279fb1a8682fe4ac6.jpg)
木曽路の入口は馬篭宿である。
ここは文豪・島崎藤村が生まれた土地である。
島崎藤村のふるさと馬籠宿は、木曽11宿の最南端、美濃との国境にあり山の斜面に沿った全長600m余りの「坂に開けた宿場」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/8a/ce3bebab35d5e3f46bb6f8d0167828f8.jpg)
島崎藤村である。
処女詩集「若菜集」
千曲川をテーマとしたエッセイ「千曲川のスケッチ」
はあまりにも有名である。
小説では「破戒」「新生」「夜明け前」であろうか。
夜明け前は劇団民芸が舞台化しているけれど、滝沢修の演ずる半蔵の狂気は凄さを感じたものだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/99/2bc2f240b3cbf335a3932e27b038f1b1.jpg)
馬篭宿の先に妻籠しゅくがあるけれど、ここも往年の面影を色濃く残した宿である。
木曽路はすべて山の中である。
これは島崎藤村の小説「夜明け前」の書き出しである。
然り、木曽路は中山道である。
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荒野人
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十数年前、奈良井宿に二日間投宿したことがあった。
鄙(ひな)びた印象の宿場であった。
祭も質素であったけれど、いまや観光目的で派手になっていると聞いた。
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木曽路の入口は馬篭宿である。
ここは文豪・島崎藤村が生まれた土地である。
島崎藤村のふるさと馬籠宿は、木曽11宿の最南端、美濃との国境にあり山の斜面に沿った全長600m余りの「坂に開けた宿場」である。
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島崎藤村である。
処女詩集「若菜集」
千曲川をテーマとしたエッセイ「千曲川のスケッチ」
はあまりにも有名である。
小説では「破戒」「新生」「夜明け前」であろうか。
夜明け前は劇団民芸が舞台化しているけれど、滝沢修の演ずる半蔵の狂気は凄さを感じたものだった。
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馬篭宿の先に妻籠しゅくがあるけれど、ここも往年の面影を色濃く残した宿である。
木曽路はすべて山の中である。
これは島崎藤村の小説「夜明け前」の書き出しである。
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