昨日は、幸せに絶命しているセミを見つけた。
一転、今日は道路で真っ二つになって絶命しているセミに出会った。
自転車にでも踏まれてしまったのだろうか?
見事に二つに分かれて絶命している。
これから、この亡骸は蟻や虫によって分解され食べられるに違いない。
生命の環が、ここにもある。
セミへ捧げる
きみが過ごした歳月に
ぼくは驚いてしまうのだが
十年を超えて
土中に潜んでいるのだという
きみがこの娑婆に出てきて
まだ7日にしかならないというのに
もうきみは去っていくのか
きみが鳴き
きみが捧げた暑さという
季節の歌を
ぼくはいまこそ歌おうと思うのだ
きみよ
季節をまたぎ
未来に生きよ
きみよ
ぼくはきみを決して忘却しない
きみの生涯に捧げよう
きみの歌に
今日の空は見事であった。
雲と青空のコントラストにぼくはいたく感銘した。
ところで、セミの生涯であるけれど詳細はまだ分かっていない。
セミは、卵→幼虫→成虫という不完全変態をする虫である。
成虫期間は1-2週間ほどと言われていたが、これは成虫の飼育が困難ですぐ死んでしまうことからきた俗説で、野外では1か月ほどとも言われている。
幼虫の時代は、3年から17年に達する。
あぶらセミは6年間土中にいる。
長くそして悲しい生涯である。
彼らは、最後の瞬間に生命を謳歌し歌い続けていると信じたいのである。
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荒野人
一転、今日は道路で真っ二つになって絶命しているセミに出会った。
自転車にでも踏まれてしまったのだろうか?
見事に二つに分かれて絶命している。
これから、この亡骸は蟻や虫によって分解され食べられるに違いない。
生命の環が、ここにもある。
セミへ捧げる
きみが過ごした歳月に
ぼくは驚いてしまうのだが
十年を超えて
土中に潜んでいるのだという
きみがこの娑婆に出てきて
まだ7日にしかならないというのに
もうきみは去っていくのか
きみが鳴き
きみが捧げた暑さという
季節の歌を
ぼくはいまこそ歌おうと思うのだ
きみよ
季節をまたぎ
未来に生きよ
きみよ
ぼくはきみを決して忘却しない
きみの生涯に捧げよう
きみの歌に
今日の空は見事であった。
雲と青空のコントラストにぼくはいたく感銘した。
ところで、セミの生涯であるけれど詳細はまだ分かっていない。
セミは、卵→幼虫→成虫という不完全変態をする虫である。
成虫期間は1-2週間ほどと言われていたが、これは成虫の飼育が困難ですぐ死んでしまうことからきた俗説で、野外では1か月ほどとも言われている。
幼虫の時代は、3年から17年に達する。
あぶらセミは6年間土中にいる。
長くそして悲しい生涯である。
彼らは、最後の瞬間に生命を謳歌し歌い続けていると信じたいのである。
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荒野人
荒 愛喜さんのコメントが、皆さんのコメントを引き出していただいけたのです。
ありがとうございました。
ジージーからミンミンと鳴き声を変えたと言う「政治的考察」から、ワカワカは「若い若い」への渇望であるという「人間哲学」まで、実に幅広い見解に満足をいたしております。
これからも、楽しいコメントよろしくお願いいたします。
荒 愛喜さん!
湧 仁栄さん!
素浪人さん!
万葉集、昭和天皇のお好きでしたお歌。
「信濃なる、ちぐまの川の、さざれしも、
きみしふみせば、玉とひろわん」
信濃でなくて、甲斐ですが、これにて、ごかんべんを!
若くなりたい願望がそう聞かせるのかもしれません。
それが当たり!ですね。
このコメントで「ワカワカ」と鳴くセミ探しをしなくて済みそうです。
荒 愛喜さん、そういう事で宜しいですか?
素浪人さん。
素敵な回答、ありがとうございました。
我が国では、コケコッコーですのにね。
同じ鳴き声でも聞こえ方が違うのですね。
おもしろいですね。
荒さんのお知り合いの方は、きっとご年配で、若くなりたい、若くなりたい、という願望があって、ワカワカって、聞こえちゃったのかも?(失礼)
ですね。
凄い、切れていますね。
ジージーからミンミンですか!そうですね。一億なんとか?の国民ですからね。
みんな同じ鳴き声になってしまうのは、ある意味怖いことでもあります。
こんな洒落たコメント、ありがとうございました。
4年前のセミは、ジージー(自、自、)と鳴いているのが、多かったのですが、この頃は、ミン、ミン(民、民)と鳴くのが、圧倒的に多いとか。セミの世界にも政治評論家がいるのかしらん
そのセミは、きっと可愛いでしょうね!
ワカワカと鳴くなんて、愛らしいですね。
ぼくこそ教えてほしいものです。
いま、ここは夕方になるとカナカナと日暮が鳴いています。
ご存知でしたら、ご教授を!