エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

落柿舎の庵主~向井去来の塚

2009年10月06日 | 旅行
落柿舎の裏、北へ百メートルの弘源寺墓地内にある。
遺髪を納めたという去来唯一の記念の塚である。
四十センチほどの自然石に、ただ「去来」とのみ刻まれている。



質素で清楚な塚である。

この墓の横に著名な俳人の石碑群がある。
「去来塚百人一句句碑」である。
「西行井戸百人一首歌碑」と一緒にあるのだ。



ぼくたちもよく知っている歌人、俳人の名前も見える。



吉井勇、与謝野晶子,高濱虚子などの名前が読める。
古今東西の著名な文化人が競っているのである。

楽しい場所でもある。



秋の穏やかな空気の中で散策できたら素晴らしい。

凛とした空気が僕を包んでくれるだろう。
そんな一画である。

さらに言えば、正式な?去来の墓は京都の哲学の道近くの真如堂にある。




この墓にも「去来」とのみ刻まれている。






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                  荒野人      


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