エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

シューマンを聴く

2009年07月24日 | 日記
シューマンの歌曲「ミルテの花」を聴きながらこの記事を書いている。
シューマンの妻であるクララを連想して聴いている。
クララを薔薇にすると・・・こんなであろうか!



清楚でありながら、その花弁には深くしかし淡い色彩がメロディを奏でている。

「ミルテと薔薇の花で」・・・は、いつもぼくの琴線が揺れる。
シューマンの歌曲は「リーダークライス」「詩人の恋」そして「ミルテの花」といった歌曲集が有名である。

シューマンはハイネやゲーテの詩に曲を付けている。
まさにロマンである。

恋を歌わせたらシューマンは超1級である。
彼は自分の妻に歌曲を捧げている。

シューマンである。


その作品は、ドイツ・ロマン主義の理念を、音楽家として最も純粋な形で表現し、その精髄を示している。

シューマンの曲で誰でも知っているのは「子供の情景」であろうか。
学校で誰でもが聴いている。

ぼくは、シューマンの歌曲は外出の時にはいつでも連れ出している。
最近のデバイスは優れていて、音もクリヤーである。

もうiPodなどは、総合的音響機器と言えるだろう。

ぼくはシューマンもだが、歌い手であるパヴァロッティも必ず持ち出す。
合わせてプラシド・ドミンゴも持ち出している。

その他、マーラー、ワグナーの音楽も大好きである。
特にマーラーでは交響曲「大地の歌」イ短調が好きだ。

マーラーである。


マーラーの曲には、東洋的感性が色濃く滲んでいる。

最初から入っていたのはスメタナ作曲「わが祖国」である。
ハープの独奏から始まるこの楽曲は連作交響詩であり、有名な曲は「モルダウ」である。

この曲は「プラハ音楽祭」のオープニング曲として演奏されるのが恒例となっている。

シューマンから脱線してしまった。

映画でシューマンとクララが描かれている。

「クララ・シューマン 愛の協奏曲」がそのタイトルである。

この映画は明日(25日)公開である。

その1シーン!



因みに、7/29(水)はロベルト・シューマンの命日にあたる。
この日にでも観たいものである。



外はまるで東南アジアのスコールのような雨が、間歇的に降り続いている。
山口県では再び被害が予想されている。


早い梅雨明けが待たれる。



いつの間にか楽曲は「ミルテの花」から「リーダークライス」に変わっている。






にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
                         荒野人




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。