エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

夏の雲古

2012年09月18日 | ポエム
晩夏の大気が、無遠慮にも大きな雲古を空に落としている。
恐ろしく続く残暑の産物でもあろうか。



夏の雲古のシンボルは「入道雲」だけれど、連日空に落ちている。
かてて加えて「熱い」のである。



昼前後の陽射しは「ジリジリ」と肌を焼くようだ。
立秋はとうに過ぎ、処暑も過ぎ、白露も過ぎた。



19日は「彼岸の入り」である。
暑さ寒さも彼岸まで・・・である。
そこまでは我慢が出来る。



雲の峰の面目躍如である。



だがしかし、それ以降の残暑は「駄目ですぞ!」
雲古も当然駄目ですぞ。
「夏のうんこ」は好きだけれど、こう続いてはいけないのである。






「有の実の弾ける玉の歯に痛く」







有の実・・・梨の事である。
梨が美味しい気候がこうも続くとは・・・。



    荒 野人


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