エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

柿すだれ

2017年11月18日 | ポエム
この季節の風物詩、であることに間違いは無い。
過日、八ヶ岳の麓に出かけたおりに百目柿を買い求めてきたのであった。

百目柿以外の渋柿も、三袋。
合わせて求めた。



帰宅後直ちに皮を剥き、軒下に吊した。
毎年の習い、である。

一番下の孫が、この吊るし柿が大好きである。
干し上がると、あっという間に食べてしまう。
今年は既にもう、一度50個の吊るし柿を平らげてしまった。







「陽の翳る書斎の窓の柿すだれ」







書斎と云うには、少し大袈裟だけれどぼくの部屋の窓を塞ぐように干してある。
机に向かう度に、心がほっこりする。

早く出来上がらないかと、そればかりが楽しみである。
孫娘が、喜んで頬張る姿が目に浮かぶのである。



      荒 野人


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