エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

秋の終わりに

2017年11月21日 | ポエム
この歌を聞きたくなる・・・それが秋。
いままで、何人かの「落葉松」をアップしてきたけれど・・・。



下村雅人氏のこの曲は素晴らしい。
伸びやかな声、好きなテナーだ。





下村 雅人  "落葉松"  真島 圭(ピアノ) 野上 彰 詩/小林秀雄 曲






小林秀雄氏のこの歌は、からまつを余すところ無く歌い上げている。
その感性は流石、である。



この感性から、現在の音楽会を背負う逸材が育った。
さもありなん!
である。







「しんとして秋の終わりの昏き森」







誰も、この秋の終わりを止められない。
それが良い。



この道を歩いた。
ちゃんとした道ではないけれど、放牧牛を追う人たちが歩く。
深くへと進む場合、車も入ってゆくらしいのだ。

轍の跡が、目に眩しいのである。
でも・・・本当はこの道は歩いてはならないのだ。
迂闊の深い森に入って、熊にでも出会ったら大変である。
去年は、八ヶ岳の麓でも熊が出没したのである。

冬の厳しさこそが、人を覚醒させる。


      荒 野人


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