酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

初夏のキス釣り

2007-04-29 11:42:56 | のほほん日記系
4:30起床、5:00集合
今日はN山さんとお約束のキス釣りの日だ。
下の娘を起こすが、これが寝起きが悪い。
起こすと怒るし、起こさないでおいて行くと怒るから始末が悪い。
(寝起きの悪いのは絶対に嫁さん譲りだ)
予定より10分遅れて出発したが、有田陶器市行きの県外車がもう走っていた。

空は白み始め、1時間半ほどで唐津に到着した時には陽も高くなっていた。
天気は快晴、風もなく絶好の釣り日和だ。
2,3回投げるが今ひとつ・・・
まだ季節が早いのか?こりゃ本気でかからないと坊主かもしれない。
と、ゴツ・・・あわてて合わせるがビビッとしたキスの手ごたえはない。
期待もなくリールを巻いていくと途中からなぜか竿が重くなった。
『ありゃ、海草にでもひっかかったか?』
ズルズル引くが、ぼろ雑巾でもかかったかのように重い。
『海草か、ヒトデか・・・ナマコかも』

手元にきた仕掛けの先には、なんと季節外れの〔カレイ〕がかかっていた。
まさに雑巾である。カレイは引きが強いというのだが、なんの感動もなく根掛かりしたような感触で、今年初めてのカレイを釣り上げたのである。

私の自慢すべきはその1匹だけで、あとは中くらいのキス数匹。
一方N山さんは大物キスを次々に揚げていく。
私は〔くっそー、小物ばかりだ〕と思い、N山さんは〔カレイ釣れないかなぁ〕と悔しがっていた。
これぞ、ないものねだりと言うのだろう。
ところが、そのN山さんの竿が突然大きくしなった。【つづく】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キス釣り【外道編 ^^;】

2007-04-29 11:00:00 | のほほん日記系
「これはでかいですよ、キスじゃないかも」
N山さんの硬い投げ竿が、グニャリと曲がるくらい引いている。
「こりゃ30cmじゃきかないかも」
『小さいキスがかかったのに海草がくっついてきたりして』
私は悔し紛れにイジワルを言う。^^;
「んーなんか変ですねぇ、そんな感じかも」
N山さんのリールはすぐそこまで巻かれていた。
何じゃぁ?
確かにキスは1匹かかっていた。
しかし別の針には得たいの知れない物体が・・・・
それは、突っつくと紫色の液をぶちまける【あめふらし】という不気味な生物だった。
ウチの娘は「ウミウシ、ウミウシ」と喜んで突付いたり足で蹴ったり・・・
N山さんの本日の大物は、写真のアメフラシだったことは言うまでもない。
いくらなんでも、これを食う気にはなれないので海に帰っていただいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする