酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

連休の釣果 その1

2011-09-23 18:55:44 | のほほん日記系
ソワソワ、ソワソワ・・・
3連休に何をしようか。

このところ、釣りに行っても全く釣れない。
「島に行きませんか?」
K川さんとN山さんが誘いをかけてくる。
馬渡島に夕方渡って、夜釣り朝一帰りで行こうという。

『島に渡って何も釣れなかったら帰れんじゃん』
私は、基本的に車横付けの近所にコンビニありのところじゃないとイヤなのである。
だって、風が強かったり、ピクリともしなかったらすぐに退散できるでしょ。

『おりゃ、ザイル持って山に入る!』
ヤマメの禁漁10/1が迫っている。
あと1週間、ここで行っとかないと3月まで悶々としてしまう気がする。

しかし、賢くなったヤマメはめったに釣れないし。
5月の終わりに散々チャレンジしたのだが、ミニサイズ1匹が関の山だった。
それに、春と違って草木が生い茂り、虫やスズメバチやマムシが嫌だしなぁ。
完全装備で行かなければならないし、釣れる自信もない。

木曜日の夜、負けパチンコを早々に切り上げ釣具屋へ。
『ブドウ虫まだありますかぁ?』
「1個だけ残ってますが・・・」
周りは連休に気合入れて出かけようと、竿やら餌やらを買い込む客でいっぱいだ。
誰も今更渓流釣りなどという客はいない。
『あー、買っちゃったよ』
これで、明朝は山行きが決定。

朝5時、天候快晴
待ち受けるヤブがメンドイのと、降り続いた雨で増水しているだろうことを考えると、行く前から気が乗らない。
『滝つぼで釣れなかったら、そのままアジゴ釣りにでもいくか』
と、本当にやる気がない。
道具も適当に放り込んで・・・但し防波堤と違うので忘れ物だと全くの徒労となるから、そこそこ確認して。
途中、コンビニで非常食(朝食?)のサンドイッチとペットボトルを仕入れて、薄明るくなるころに現場に到着した。
                 >>>続く




連休の釣果 その2

2011-09-23 18:15:20 | のほほん日記系
さて、車から出て完全武装。
気温は11度、息も白くとっても寒い。
『こりゃ甘かったかなぁ』
一応ナメた短パンTシャツではないし、靴下も履いている。
ウエーダーにゴアテックスのカッパを着れば、寒くないくらいでよかった。
ディパックに釣具と「いちおう氷」を入れて、ザイルを束ねなおす。
らっきー!土砂崩れでザイル無しで降りる場所ができている。
草や竹を掻き分け、川に入る。
『お、水は多いが透明だ』
イバラのトゲに手を足を取られ、滝つぼに落ちないようにビクビクで降りていく。
久々の滝つぼはゴウゴウと音を立て、それでもいい感じ。
『ウグイがくるだろうなぁ、なんだかなぁ』
果たしてヤマメはいるのか。
まぁ、釣れないよりウグイでもいいか。

目が慣れていないので、どこに投げたかわからない状態で適当に竿を動かしていたら一発目にヤマメが釣れた。
小さいが、久々のヤマメである。

しかーし、その後粘るも何にもかからず、滝つぼを離れる。
『崖も登り返せるし、釣れそうにないから帰ろうかなぁ』
すでに釣れる気なし。
まぁ、せっかくだから少し遡行して釣っていこう。

さすがに秋ヤマメ、姿は全く見えない。
たとえ釣れても、そのポイントで2匹目は釣れない。
今日はハヤも食ってこない。

それでも20cmとミニヤマメがポツポツかかった。
アワセが早く逃げられたので、思い切り遅アワセしたためミニヤマメも針を飲み込んでしまった。
リリースサイズだが、死亡ゲットしたのは許してケロ。

水量は少し多めだが、流速が早く流されそうな足元を踏ん張って遡行し、最終ポイントへ。
春なら必ず1匹は釣れた坊主のがれポイントだが、投げても投げてもかかる気がしない。

と、そのとき・・・銀色が水中を走った。
『うぉぉぉ、暴れる』
竿が大きくしなり、頭上の木の枝が邪魔をして岩の上にあげるまでバトルとなった。
デカイ! これは「私上最大の作戦」である。
で、なんとか釣り上げたのがこれ。
ワン!
ツー!
スリー!


ちょっとオマケして約29cm
尺足らず


2011シーズン最終釣果はこんだけ