2年前にトイレに流し、ウンがついたスマホ。
それでも GALAXY S3 は、なんの不具合もなく使われてきた。
画面の大きさは負けるが、今のバカでかいスマホなんか片手で持つのにムリがあるだろう。
今でも十分通用するRAM2GB、それに何より最新バージョンでもroot可能
なのだからして、現行機種では不可能なことさえできる。
まさに名器もとい、「名機」なのだ。
物理的なボタンをホームに、両脇をタッチボタンで飾る勇姿それが昨日から・・・
『なんでホームボタンを2回押さないと反応しないかなぁ』
今朝、とうとうホームボタンがお亡くなりになった
スマホのホームが使えないことを想像して欲しい。『こりゃ本気で困ったぞ』
(注:画面は実際のスクリーンショットを合成しています)
まぁ、root化してるので、今風なタッチパネル上にソフトウエアボタンを表示することができたので、致命傷ではない。
でもねぇ・・
『飾りじゃないのよボタンははっ
はー
』
歌っててもラチがあかないので、修理することにした
まずは分解手順・・・っても見えるネジをはずし、隠しネジがないかも調べる。
ネジは分解防止のトルクスT5だ。
(今やホムセンにだってドライバーが売ってるって)
赤いとこがネジ、黄色はゴムの目隠し。
(隠しネジかと思ってはずしてみたが、サービスコネクタにアクセス用の穴)
ともかく、薄いプラスチックのカードでパキパキはずしていく。
2枚におろしたところ
ケースの裏に隠された水濡れシールが真っ赤っか。(シールは赤丸のとこね)
黄色い5か所のコネクタをはずすと3枚に捌ける
あ、忘れたけど、USBの横に2か所+ネジをはずしてちょ。
(このネジは超コマイので、普通の精密ドライバではムリ、メガネ用ぢゃないと)割ってみてわかったこと。
接触接点(んースマホのバッテリ接点と同じ仕組みね)があちこちに。
こりゃちょっと金属表面が腐食すればすぐに接触不良になる仕組みだ。
コネクタにしないのは精度とコスト面で理解できるが、ちょっとね。
実際、ほとんど金属の表面がくすんでいたのだったさ。
3枚おろしにしても目的のボタンにまだ届かない
さすがに毎日使うものだから、液晶裏側まで分解するのはちょっと。
早速、明日困るしね(だったら分解するなっちゅーの
)
ボタンまで分解できても、どうせモールド部品だから接点復活剤は使えないし、そもそも接点復活剤は高いし手元にあった100均の「パーツクリーナ」を綿棒につけてコシコシ
目的(だろうと思われる)接点をコシコシ
他にも同じ構造の点接点がたくさんあるので片っ端からコシコシ
『ほりゃ、ファイトぉイッパーツ
』
ホームボタン、軽く治っちまいました精密電子機器なんて、こんなもんです。