いつか昔に口ずさんでいた歌って、今も時々口ずさんだりしませんか?
調子はずれの口笛吹いて
歩く背中がなぜか懐かしい・・・
風のむこうに何を見てるの?
腕にしがみつけば軽く苦笑い
幸せなんてわからない
さみしくはないけれど・・・
ほんの少し優しくなれた
あなたを愛して
触れていたい感じていたい
せつないくらいに
〔 触れていたい by沢田聖子 〕
酔っぱらっての帰り道でいつも口ずさんでた曲、その2番の歌詞がどうしても思い出せない。
気になって気になって、この半年くらいどうしても聴きたくてたまらない曲だったのです。
CD持ってたはずなんだけど、ガラクタ箱のCDの山には入っていない。
『どこいったー??』
たぶん車を買い替えた時に行方不明になったCDケースの中の1枚だったんだろう。
たいがいの曲はアップされている「ようつべ」でさえもこの曲はなかった。
違法MP3の痕跡はあるものの、全て削除されていた。
『ま、中古CDでも買うか』とAmazonを覗くと・・・
どひゃー! プレミアじゃん!
調べてみたら、沢田聖子の数ある絶版CDの中で「風の予感」だけが高値。
理由は、このアルバムがマイナーなレコード会社だったため、倒産後に音源が残ってないようなのだ。
違いました。
レコード会社は日本フォノグラム、大手の会社です。
アイドル歌謡曲路線がファンから酷評されて、CD復刻の時にこのアルバムだけ全く売れなかったらしい。
それで、世の中に出回らずレアな存在になっているようだ。
だから廃盤をCD化してくれるMEG-CDにも「このアルバムだけ」ないのだ。
(MEG-CDはレコード各社の本物の音源から受注でCDを作ってくれる)
ヤフオクではさらに足元を見た12000円のインフレ価格だった。
(もちろん誰も入札していない。いつかマニアが手を出すのを待ってるだけ)
CDが入手できないのなら仕方がない。
LP(レコードよ!レコード!知ってる?)からデジタル録音するしかない。
幸い35年前に大枚はたいて買ったシステムコンポTechnicsが実家に眠っている。
で、毛布かぶったプレーヤとLPの束を持って帰ってきた。
レコードの復活についてはオーディオマニアの人がいろいろ書いてる。
今や、当時は誰もやらなかった「んな乱暴な」としか思えない方法でレコードをクリーニングするのが常識となっているようだ。
その方法たるや・・・台所洗剤で丸洗い、歯ブラシごしごし!
もちろん、ただの洗剤や歯ブラシではない。
「油汚れにジョイ」と「デンターシステマ極細毛ふつう」がおすすめである。
レコード盤の溝にそって、歯ブラシでしゃこしゃこブラッシング!
これまた、水分ふき取りは「リードクッキングペーパー」一択!
ほこりがつかず、吸水もいいらしい。
ちなみに、溝に埋め込まれたホコリがプチプチ音の元だから歯ブラシで溝から掻き出すためのデンターシステマなのだ。(毛先がレコード溝よりも細いのがこの歯ブラシだけなのである)
溝さえ掃除をすれば、盤面に乗っかった少しのホコリはあまり関係ないようだ。
だからベルベットのクリーナーで拭いたりしない。
とりあえず、干す(笑)
で、天下のダイレクトドライブプレーヤで鳴らしてみると・・・
(もちろん針はダメになってた。しかしオーディオマニア恐るべし。針も復刻してる)
『おー、こんなにノイズが少ないレコードは初めてだよ』
昔はお金出してレコードスプレーやら、ベルベットのクリーナブラシやら使ってた。
結局、それがごみを溝に埋め込んでスプレーで固めていたようだ。
今のトレンドは水洗いなんだそうな。
ハイテクの時代に、マニアが研究した究極のクリーニング方法は手洗い(笑)
ちなみに、今回デジタル化したのは・・・
〔レアもの沢田聖子ちゃん〕
まぁ、LPはレアでも何でもない。
LP持ってないと思ってヤフオクで沢田聖子11枚セット500円で落札しちゃったのだから。
家で探したら『あ、持ってた (-_-)/~~~ピシー!ピシー!』
〔これはホントにレアもの森田童子さん〕
だいたい、マイナーな森田童子がテレビドラマ「高校教師」の主題歌で売れちゃったりしたもんだから、今は知ってる人も多いけど、学生の頃「誰もしらなかった」のさ。
黒テント行きたかったなぁ。(30年前を思い返す遠い目(-.-))
ということで簡単便利なデジタルミュージックもいいけど、アナログなレコードもいいものです。