酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

山女さんが釣れた\(^^)/

2006-03-10 13:28:05 | のほほん日記系
午前5時、星もきれいに晴れ上がった。
皆まだ夢見ごこちの中にある頃、おもむろに車のエンジンをかけた。
今日は金曜日である。仕事サボっての釣りほど心やすまるものはない。
某ナカヤマ氏の案内のもと、2年ぶりに渓流の女王『ヤマメ』を釣りに行くのだ。
しかし渓流とはとても言えない役場の横のなんてことない川に入るという。
こんな所にあの女王ヤマメがいるのであろうか?
川の音を聞きながら日の出まえの白々とした空を眺めていると、久しぶりに気分も晴れてきた。

川の落ち込みに餌を投げ入れ、目印のオレンジの毛糸が流されていくのを見つめる。流されては揚げ、上流に投げ入れ、流される・・・
うーん、至福のヒトトキ。静かな山あいに水の音が心地よい。しかし釣れない。

何箇所目か移動し、砂防堤の落ち込みに餌を投げ入れたその時!!!
「バシャ!」魚が水面高くオレンジの毛糸に飛びついてきたのである。
「いた!ヤマメだ。それも餌じゃなく毛糸に食いついてきた!」
いきなり背をかがめた私は【釣りキチ三平】と化した。(笑)
ヤマメは警戒心が強い。人の気配を感じたら絶対釣れないし、一回釣りそこなった餌には2度と見向きもしない。
「もう食わんやろか?」「まだいると思いますよ」
それを証明するように、次の投入でいきなり「ビビッ」と食ってきた。
ウリャ、竿をあわせるがちょっと遅く、逃げられる。「んー、難しい。」
「ステゴザウルス並みの反応ですね^^;」某ナカヤマ氏が茶々を入れる。
しかし【釣りキチ三平】になりきった私は、ついに1匹目をゲット。
某ナカヤマ氏いわく。「初ヤマメですから記念に持って帰りましょう。」
体長15cm弱の本来リリースぎりぎりサイズだったのだが。
【釣りキチ三平】は続いて20cm以上を次々釣り上げるが、その後はリリースサイズが続き逃がしてあげること数匹、川を変えることにした。
違う川に入ると滝つぼが2連あり、河川改修で削られたと思える岩肌でさえ神秘の世界を作っていた。
下流側には先客のおじさんが竿を出していたので、お先に上流の深みを狙う。
「たぶん下りれないと思うので、一人で行ってきていいですか?」
登山靴ならそんなこと言わせないのだが、慣れないウエダー姿なので上に残った。
(以前に雪の中で寒中水泳を経験したので今回は自重した?)
「釣れましたー」ナカヤマ氏の手には25cmサイズがぶら下がっていた。
その後、おじさんが帰ったのでその場所から2匹釣り上げ、終了。

良型4匹は夕食のヤマメ塩焼定食に決定、小さめの残り5匹は明日考えよう。

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