~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

人を愛することは神を愛すること

2010-12-09 01:39:00 | いるかこもれび助産院
子育て中のお母さんや妊娠中の方へ

新生児期は首も据わらず、くにゃくにゃであつかいにくく、育児に自信がないため不安がつのります。
しかし、児にとって、すべてを委ねなければいけないこの時期は原始感覚が鋭敏です。
「動物の赤ちゃんは皆可愛いでしょう。」
原始感覚が鋭敏な児は、母の心根をキャッチします。
ですから、母の愛の深さが大事な時期です。
そして、この児の一生に関わる大切な時期といえます。

この時期に赤ちゃんが安心できなければ、一生、「愛=安心」を貪り、
望んでも望んでも手に入らない!もどかしさ!
言葉もでない児は、不安が深層部に蓄積されます。(これは負の記憶として一生持つことになります)

負の記憶は、何かによってスイッチが入り、暴れたり、無気力になったりすると思われます。

1歳までの児は日々凄い速度で成長します。
その成長に取り残されている母が多いように思います。
大切なことは、子育て論やマニュアルはいらないということを理解することです。
赤ちゃんもひとりの人として「平等なるもの」を感じて育てることです。

4ヶ月くらいから、感情が表面化していきます。
自我の目覚めでしょうか。
したがって、愛に育まれていなければ、母を求めて泣き続けます。
母は何故泣くのかと悩みますが、簡単なことです。
母のハートと児のハート合わせるように胸に抱きます。(この時、肩の力を抜き全身全霊で児を抱きしめます)
毎日、何分も行います。

この時期なら、まだ間に合います。

今一度、悩む前に
児の様子を落ち着いて見てください。(母は心をストップして神=児の声を聞けるようにしておきましょう)
児の瞳は何かを訴えます。冷静になることも母の努めです。

育児書はいりません。
他者に相談する必要もありません。
心かよう仲間たちと共に育ち合うことです。広場に通いましょう。
子育てが分からない人も育ち合うことで、児は自ら安心して「育む愛=生きる力」に目覚めます。

1歳過ぎても夜泣きが始まったりしますよ。
しかし、児は育む愛に目覚めれば、母は自ら、第六感も目覚め児の望みを直感するようになります。
ですから、児も母も自らが大事です。

これらには、必ず原因があり、その原因は母の内側に存在します。
母は自分の色眼鏡で児を見るから、児の成長を認識するまでに時間がかかります。
母の認識する速度と児の成長の速度がかなり異なります。
母は児の速度に合わせてください。
母はピュア(純粋)になることです。
そうすれば、素直に人を愛せるようになります。
ひとりひとりは『平等なるもの」『吉祥な命」です。
すべては軽やかな愛に包まれます。