厨火力

わたしのお花畑~

いかん、いかん

2015-06-15 21:32:00 | 日々徒然
あまりにブログを書かないもので、パスワードはおろかIDってなんだっけ状態になりました。書きたいことってたいていトゥイトゥァゥァゥァーに書いてしまうから、内容がないようになるのも確かです。

閑話休題(エンチャント)

先日バットの種類ってどんなものがあるのー?と探していた関係で、必然的に木材のお勉強になってしまいました。
それによると、青タモやヤチダモ、ホワイトアッシュというのは木目に沿って道管が通っていて、しかもその管の太さが結構太く視認できるほどなんだとか。ここで思った。
「ミズノやSSKのトレーニングバットって『メイプル、タモ』って書いてあって、どっちの材質が使われてるのかはっきりしないんだよな。もし見分けがつくなら好きな材質のほうを買うことができるね。」と。もし見分けを付けることができたら、僕のTRB2014XMTもメイプルかタモかはっきりするわけです。うすうす感じていた「メイプルかもしれないけど、微妙に弾きが弱いというかしなるというか・・・」という疑問を解明する時が訪れた

それでは、TRB2014XMTのヘッドの画像をどうぞ。



木目のところにびっしりと小さい穴が空いています。タモの特徴ですね。なのでこのバットはタモ材。おみくじでいえばハズレの方になります(基本メイプルのほうが耐久力があって、コストパフォーマンスに優れる)。



バットを横から見ても判別することができます。塗装にザラザラした木目がある=道管の穴が開いてるということです。

比較にメイプル材を見てみましょう。無塗装でわかりやすいBHW4MVの出番です。



木目に沿った道管は視認できません。そして木目の線自体も細いですね。



横から見ても道管の穴は視認することができません。顕微鏡で見てみると穴は開いてるはずですけどね。


「家のTRB2014XMTはタモだった」ということを確認すべく、XEBIOに行ってきました。同じ型のバットが売ってるので比較対象になります。二本売ってありましたが、一本は道管が視認できて木目の線が太く、もう一本は道管が視認できず木目の線も細いバットでした。ということで僕のはタモ材ということが確定しました。メイプルにしては軟らかい感じがしたんだよなあ

気づかないうちにメイプル、タモ、竹と3種類の木材のバットを所持していたんですね。そうなるとまだ見ぬ他の木材のバットも使ってみたくなってしまうのが木製バットマニアの性。でも近所に売ってるバーチ(樺桜)ならまだしもビーチ(椈)のバットなんてそうそう売ってるものじゃないんですが・・・。

ヤナセで在った。

楽天市場じゃなくても新宿の野球専門店スガイで販売されているようなので、関東にお住いで興味アリな方は是非。

さらに海外メーカーだから無理かなーと思っていたけれど、

MINEのバットまで在った。

さらにホワイトアッシュの木目の剥がれやすさをカバーするために「骨で磨く」という工程が気になってた、

BRBS(Bone Rubbed Big Stick)じゃねーか。

骨で磨くっていう工程は意外とポピュラーらしいですね。marucciのホワイトアッシュのバットはすべて牛骨で磨いてあるらしいですし。他には木目に焼き入れ加工をするのが有名ですね。広島の菊池選手や西武の森選手のバットの木目が焦げ茶色になってて目立つのはその所為です。



憧れが、近くなってしまったショックで、暫く自力をひたすら鍛えることになりそう。
コメント
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