よ(しお):わが世の春が来た!
メ(イドさん):キモイ
よ:ヒッ
メ:浮かれてんじゃないよ。本当に長かったんですからね。去年の今頃はFXにするとか言ってたんですよ?
よ:だって・・・エンコに強いPC作りたかったんだもん・・・。
メ:ですから?今度のPCは?
よ:CPUじゃなくてGPUに処理させる。絶対にだ。
メ:そうです。だから早く組み立てなさい。
よ:ヒィ
OS:Windows 7 Home Premium 64-bit
CPU:AMD A10-7850K
M/B:ASRock Fatal1ty FM2A88X+ Killer
PSU:SilverStone SST-ST60F-P
RAM:SiliconPower SP008GBLTU16ONO2(8GBx2)
SSD:PLEXTOR M5Pro 128GB
GPU:onboard
CPU Cooler:Thermalright TRUE Spirit 120M(BW) Rev.A
Case:Antec NineHundred TWO V3
よ:パーツ構成はこんな感じです。
メ:見事に負の遺産を詰め込んでますね。とんでもないほどキメラです。
よ:ケース、電源、メモリ、CPUクーラー、すべてが別メーカーですべてに統一性がないのがポイント( ・´ー・`)
メ:人はコルセア装備とかしてるのに・・・。
よ:マザーボードだ。
メ:赤い、黒い。中二っぽい、ふぁたりてぃー。
よ:最後の最後までMSIかGIGABYTEか迷ったが、最終的にはこいつでしたな。
メ:ASRockにしてもEx6+にする予定ではなくて?
よ:店頭で見てきましたが、VRAMのヒートシンクが背が低くて放熱しきれない感じがしたので、ヒートシンクがしっかりしているこちらにしました。UP4でもいいと思いましたが、あっちはこの板のように面白味が少ない板だったのでね。
メ:面白味の一つがこれですか。
よ:そうです。Realtek ACL1150とKiller E2200です。マザーボードのコンセプトにのっとって「ゲーミング武装」ってやつだね。
メ:(チップセット拝んでみたい)
よ:シールド剥すと、チップが死ぬぜ。
メ:ヒッ
よ:一緒に買ってきたTrue Spilit 120M(BW)っていうクーラーです。せぶんちゃさん曰く「見た目重視」なクーラーだとか。
メ:ああ、念願のThermalright製クーラーを使えるなんて・・・。
よ:今回、唯一"念願"であった部分が達成された一部でした。Thermalrightはしげるの時から憧れでした。銀矢もマッチョも・・・。
メ:高価なクーラーなんて必要ないんですよ。TDPに合ったクーラーで十分。
よ:そうだな(R1 ULTIMATEに手をかけようとしていたのは内緒)
メ:一番下は特典として同梱されたグリスですねー。灰色のいわゆる銀グリってやつですかね。この後塗っていきます。
よ:(ヽ´ω`)
メ:(ヽ´ω`)
よ:すげえつかれた。
メ:まさかここまで糞リテンションだとは思いませんでした。適当な工具がなければ握力勝負とか冗談じゃありません。
よ:ドライバー一本だけではまともに設置することも難しいです。特に板裏のネジと固定するナットは手の力だけでは確実に締めきることができません。ペンチがあるといいのですが、ただのペンチだとナットを傷つけてしまう恐れがあります。
メ:ソフトタッチっていう接触部分がプラスチックでできている工具があるとしっかり締めきれますね。マスター、所持していたはずです。
よ:探しましたよ。ありませんでしたよ。
メ:()
よ:とにかく、確認もしないで心配だったけど、コンデンサとかがリテンションと干渉しなくてよかった・・・。
メ:だいぶ工程すっ飛ばしましたね。
よ:ATX初めてだったからどこに黄土色六角ネジをセットしていいのかわからなかったから苦労したお。
メ:しかもこのマザーボード、フルサイズじゃないんですよ?
よ:えっ
メ:ほら、横幅ちょっとだけ短いんですよ?
よ:ほ、ほんまや・・・。道理でネジ穴が少ないと思ったわ・・・。
メ:でもそのおかげで裏配線ホールからケーブルが引き出しやすかったですね。・・・ところでフロントからマザーボード上空を横切って水冷ホールからバックパネルにくっ付いてるコードはなんです?
よ:これ?フロントUSB3.0のコード。
メ:それは見ればわかりますが、なぜこんなふうに?
よ:だってよー、あれだぜ?説明書に「PCIスロット最下段の穴から出して、どうぞ」って書いてあったのにさー、いざ出そうとしたら長さ足りなくてミシッって音が鳴ったんだぜー。これ以上引っ張れないとか設計不良だね。
メ:マスターは水冷ホールをファンタスティックに使いますね。
よ:Phenom機でもGPUクーラーの余ったコードを通してるもんな。
メ:後日ブログにもその醜態をさらしておきましょう。
その後、SSDの速さに驚愕したり、OCCTのバススピードが200MHz表記で実際のクロックの半分しかグラフで表示されなかったり、DirectXランタイムが上手く入らなかったり、ラジバンダリしたようだ。ちなみにCINEBENCH R15のマルチコアのスコアは304だった。R11.5では3.48だった。
よ:('A`)
メ:どうなさったんですか?
よ:うるさい。
メ:音量下げろ。
よ:ちゃうんよ、Realtek伝統の篭った音を打破するにはイコライザをソフトにしないといけないのよ。でもソフトにすると高音がキンキンになって、特に花映塚のExアタック送る音なんかはもうひどいことになるのよ。チルノなんか使った日には鼓膜破れる。
メ:Phenom機ではそんなことないんですよね?
よ:あいつは外部でサウンドデバイスつけてるから。響音DIGI+マンセー。
メ:どこがいいんですか?
よ:このJazzっていうイコライザーが高音が篭らない且つ低音が基盤になってる音がとってもいい。昔の松下製品みたいな音が。
よ:さらに仮想7.1chも入れてるんで音に立体感が出てます。音力があるっていうかな。
メ:ほうほう・・・じゃあパクれ。
よ:!?
メ:なぜ諦める必要がある?何を迷うことがある奪い取れ!今は悪魔がほほ笑む時代なんだ!
よ:醒鋭孔突いてやろうか?
メ:エロ同人誌みたいに!
よ:なぜそうなる。
メ:えーと、周波数の項目の数はRealtekも響音も10個と一緒ですし、周波数自体もほぼ一緒なので適当にバーを動かしましょう。
よ:響音の方は±20dBで、Realtekが±12段階あるから・・・、0.6倍すればいいのか?
メ:しかも響音の方はマウスドラッグでしか動かせないので、見た感じで何dB増減してるか判断する必要がありますね。
よ:最初の30Hzのとこは・・・-7dBくらい?
メ:ここらへんはもう感覚ですね。変に改造しても減るもんじゃないですし。
よ:花映塚のC2を音で判断してる身としては、超重要ファクターなのだが。あ、なんかすごく自信なくなってきた。まんま±12dbだったらどうしよう。
よ:できた・・・。
メ:早速花映塚やってみましょう。
よ:お、おお!なんか音力は貧相だけどちゃんと低音に味が出てる音になった!
メ:面白い音を出すしか能がないと言われた蟹さんチップでも、きちんと調整すればまともな音が出るようになるんですね。
よ:うへへ、あとでノパソにもやっておこう。Realtekマンセー。
響音に慣れきった耳ではRealtekは聴くに堪えない音でした。しかしイコライザーを弄ってやれば素直なもの。自分用のカスタムができるかどうかが腕の見せ所ですよね。
音でやっていると過言でもない花映塚のチャージタイミングなので、PCオーディオって僕にとってはとっても重要なんです。だからSound Blaster X-Fi Go! Proを早く買っておけばよかったなぁと二重に後悔しているところです。配信用PCだし。