厨火力

わたしのお花畑~

DeMarini ProStaff JRI10T

2021-09-29 22:48:00 | 日々徒然

材質:ハードメイプル
長さ:84cm
重量:760g平均(実測790g)
グリップ最細:23.6mm
グリップエンド:38.0mm
ノブ厚さ:19.7mm
ノブ直径:53.2mm

以前紹介されていた楽天市場で中古で売られていた軟式木製バットです。買っちゃいました。


まず驚いたのは、意外とグリップエンド付近が太いこと。フレアタイプではないですが末広がりかつ小指に引っかかるノブをしています。カタログで見た時はもうちょっと細いように見えたのですが。その謎はバレルの太さにありました。


先端径65.6mm!太い!そんなにバカ太いわけでもないけど普段64mmほどのバットを使ってると太く感じます。けれどそんなにゴツいバレルしているわけではなく、テーパーはかなり滑らかです。


でも先端くり抜き加工で振り抜きやすい、と。中古ですので使用感はありますが、そんなにひどく損傷しているわけではありません。

もう一つおかしいところがありますね。カタログスペックだと760gだけどこいつは実測で790g!重量誤差もアメリカナイズ。ちょうど+1ozとはたまげたなあです。
実打してみると、まともに当たってくれない。ずっと根っこや先っぽでドベンドベンしっぱなしでした。バレルが重たいし左手の小指と薬指が上手く握れずヘッドを立てたスイングができねえ...。そこら辺の硬式木製バットより扱い難しいです。が、しばらく振っていると「違うんだよ、それはスイングじゃない。振り回してるだけだ。スイングとは、こう」と急にヘッドが走り出してすんげえ打球飛ぶようになりました。ハードメイプルらしい、けれど軟式木製らしくあるほど良い柔らかさ、しなりを感じる。けれどヘッドは重さがあるから当たり負けない。左手の操作が緩いおかげで右手の押し込みがグンと効く。あ、もちろんロゴの反対側を打撃面にしてます。ハードメイプルですから。板目打撃が本来の姿ですから。10年前、これが生み出されたときとは違う形ですが、今ではこれが標準仕様。

軟式木製バットを扱うのは実に8年ぶり。言ってしまえば中途半端な存在ですが、中途半端さを否定する790gという重量、バレルの強さ。Louisvilleに受け継がれた先祖たり得る名作バットですね。もう硬式木製(JHI10T)には出会えるとは思えませんし、これも替えがまず無い代物です。大切に使い、豪快に折ります。



よしおがBBCORのバットを買うまであと100日。
これSOに送ったら再現バットで硬式にできるでな。JHI10T復活できるでな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

角界の鵬、羽をとじる

2021-09-27 22:28:38 | 日々徒然
横綱白鵬が引退の意向ということで角界に衝撃が走りましたね。今場所はCOVID-19に罹ってしまった影響で全休。11月場所の進退が心配されたのですが、膝の状態が芳しくなかったようで引退と相成りました。

数々の記録を見ての通り名実ともに平成最強の横綱でした。相撲内容に注文を付けられることが多かった力士ですが、四つに組んで上手を引けば必殺の上手投げが繰り出され、相手は土俵上を転がるしかありませんでした。入門したての頃は細身で、こんなに細い人が相撲を取って大丈夫なのか。殺されてしまうんではないかと思ったほどでした。薄い水色の回しを付けていた頃、小結のころくらいでしょうか。まだ体も大きくなかったのに技術巧みに自分より大きな力士を倒し、果ては琴欧洲、把瑠都、臥牙丸など超大型力士を投げ飛ばすほどの力を発揮しました。僕個人の最高の一番は2008年初場所千秋楽結びの一番、朝青龍との取り組みです。勝った方が優勝という両横綱のぶつかり合い。がっぷり右四つで組んで引き付け合い、互いの力が拮抗して足がほとんど動いていないにもかかわらず土俵中央からずり動いていく。後にも先にも見たことがない「大相撲」でした。

荒々しく、そして美しく強い鵬が土俵から去りました。強い横綱をありがとう白鵬。ゆっくりお休みください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軟式木製バットの話

2021-09-17 23:18:39 | 日々徒然
です。M号球でちょっとだけ木製バットの有用性が話題になりましたね。そして一部の野球場では、軟式でも100mオーバーの打球が出るビヨンド及びウレタン、高機能バットを禁止している場所もあります。さらには金属バットを使用禁止し、木製バットのみの使用を定めた野球場もあります。
以前の軟式木製バットといえば、硬式規格に及ばなかった材質の打撃部分を深くくり抜いて(先端くり抜きとは違ってかなり深くくり抜きます)穴を木栓で埋めるという代物でした。重量は800g以下に抑えられますが、バランスや打感が妙になっているものがほとんどでした。昨今の加工技術の向上の助けもあってか、今はくり抜き木栓というものは少なくなってきました。いわゆる硬式仕様と謳って出すメーカーもあります。中身が詰まった軟式バットを走りとして出していたのはどこでしょうか。僕はおそらくDeMariniだとおもいます。Wilsonマークの時代から既に中身ぎっしりバットを出していたような記憶があります。
そんなバットが楽天で、中古ですが売られていました。

https://item.rakuten.co.jp/jumblestore/2338900139055/
型番はJRI10T。調べてみると2009年~2011年まで発売されていた軟式木製バットです。それ以降の年は16Tや19Tなどよく知った型番が出てきます。現在Louisvilleで展開されているものの先祖のバットってわけですね。ノブが薄い好みのタイプです。もちろんお気に入りに入っています。

Rawlingsは上級者向けモデルとして打撃部61mmと細い軟式木製バットを展開。色は軟式らしく規定の緩さを活かしたシルバーとホワイト。
https://www.rawlings.co.jp/products/bat/11920/
Rawlingsの🄬ロゴが無いモデルもあります。全日本野球バット工業会のシールが間抜けなので剥がしたいですね。

ワールドペガサスからは60mmとさらに細いバットが展開。こちらは暗めの色が特徴的です。一つだけ焼き加工のものがあります。硬式ライクで格好良いですね。
https://www.world-pegasus.com/detail.php?pid=WBNWGP9F

ミズノはメジャーシリーズと銘打ってC243、C271、I13、S318、M110を展開。特に細いのはC271とI13です(62mm)。I13のノブの形が凄く手に馴染むので、83cmで出してくださいミズノさん。

どのバットも「バッティングセンターで絶対に使用しないでください」と書かれていますが、木製バットを操る上級者なら誰もが思っているはず。「折るへこますは下手くその証」だと。そもそも折れるほどパワー無いんよ
細径軟式木製バットが一本欲しいこの頃です。でも最近気づきました。「欲しい」ではその程度で、「必要」にならなければ手に入れるまで至らない、と。


https://www.baseballjapan.org/jpn/uploaded_data/bat//bfj_bat.pdf
一番下の方、BIRDMAN BATとChandler Batsが追加されました。MAX BATとWarsticが失敗したBFJ規格バットですが、はたして日本で成功するのでしょうか。

https://www.sparkslugger.com/collections/adult-game-bats/products/h117?variant=30336873529380
これ、あの人のバットですって。意外とスイングウェイト軽いんですって。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

🤔

2021-09-02 20:47:08 | 日々徒然

...🤔



YELLOW BIRCH

時代は亜米利加峰張ですね🤗


【追記】
バッティングセンターにバッティンググローブを持ってくるの忘れてバッティング。久々の素手バッティング。
これがなかなか良い。打感が真のダイレクト。バットの息吹を感じる。ただ手首にかなりの負担だそうで、右手が軽く捻挫みたいになりました。

あと目の前で他の人のバットが真っ二つになるの目撃しました。ちゃんとパワーある人は真っ二つになるんだよ。僕なんかクラック入るだけだもん。いつか真っ二つにしてやる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする