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相棒CBR1000RR (SC59)でのツーリングや色々
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ヘッドホン試聴 GRADO GS1000 バランス + N mode X-DU1 + X-HA1

2014年05月24日 | ヘッドホン
先週はハイファイマンのヘッドホン試聴をする為に秋葉原を徘徊しましたが、結局出来なかったので

今日は中野のフジヤエービックに行ってきました

場所は中野ブロードウェイ3階

ブロードウェイ入り口付近の3階行きエスカレーターに乗ると早いです

今日は一点集中でいくつもりだったので、スタッフさんにハイファイマンは有るか聞きました

HiFiMANのヘッドホンは試聴機が無いそうです。。

在庫はhe-400のみ有って、他はお取り寄せになるとのこと

なんと、、こうなるともうeイヤホンで試聴するしかないじゃないか。。。

ちょっとがっくしきたけど、試聴スペースにGRADOが置いてあるのが目に入り、試聴させてもらいました

ちょっと前のフラッグシップ機GS1000のバランスケーブルタイプです

これ丁度試聴したかったんですよね。。。w

バランスケーブルタイプはエービックさんの別注ではなく、メーカーもたまにしか生産しないということで、在庫が無い場合は購入に何ヶ月か、かかるようです



これが変態紳士にジョブチェンジ出来るヘッドホン。。。w

噂通りの手作り感満載の作りです

木のハウジングはなかなか高級感の有る質感です。軽くていいですね。

表面に型番が彫られていますが、面取りがされてないのか、ちょっと粗い感じです

ハウジングはハンガー部に付いた棒に差し込まれただけの状態で、くるくる回ります



大きめの硬質スポンジイヤーパッドは堅すぎず、柔らかすぎず、丁度良いです

耳を覆い隠す感じで、装着感は良好に思います

ハウジング内部のドライバーユニットにケーブルを接続してあるハンダや、ほつれた?ケーブルの導線が、外側のメッシュから見えます。 問題ないんでしょうが、気になる人は気になりそうです。

ドライバーユニットのフレームの穴が、左右で同じではなく、均一に出来ていないように見えます

保護メッシュの端部分の接着がちょっと甘いように見えました。長く使うと剥がれそうですね。

この製品を見ていたら、イタリア製のデローザのロードバイクを思い出しました。。

凄く奇麗な塗装だなーと思って、近くでよく見ると。。ロゴの色がはみ出ていたりします。。w

この手の物って、日本製だったらこんなことありえない。。とか、考えがちですけど。。

海外の人との考え方の違いで、使うという目的において、あまり重要視されていないというか、気にならない部分なんでしょうね。


(試聴環境)

CDプレイヤー---X-DU1---H-HA1--(バランスケーブル)--GRADO GS1000


一言で言うと、、懐の深いドンシャリですね。

上質な低音が強く出ており、サラウンドのウーファーのような、ググッとくる感じです。

ソニーのクラブサウンド系のヘッドホンみたいな質の悪い低音ではないです。そことは一線を画してますね。

中~高音部分は解像度は高いのですが、音圧が薄く感じます。

中音と高音の間に弱い部分があって、そこを通る音は遠くに聞こえる感じがしました。

高音は一部シャリシャリしていて、打ち込み系の曲だと変なノイズを拾ってきてるように聞こえます。

音場は左右は狭いですが、縦は広く感じます。


● HELLOWEEN 『Time of the oath』

バンドサウンドを聴くと、くせはあるけど分離はいいんだと気付きました。

ドラムのハイハットがシャリついているのが気になりました。

ベースのノリはいいですね。大きなスピーカーで聞くようなライブ感があります。

ギターの輪郭は良く出ており、凝縮されたディストーションサウンドが楽しめます。

ツインギターによるブラッシングのリフもトレース出来ます。

メタル系いけますね。。。ありだと思います。


● 鷺巣詩郎『Shiro SAGISU Music from“EVANGELION 3.0"YOU CAN(NOT)REDO.』

クラシック系の楽器はいまいちかな。。。w

音の階調性っていうんでしょうか、そこにクセが有る為に、欲しいところに音が届かない感じがします。

トランペット、バイオリン、、倍音が少なく、途切れてるように聞こえるんですよね。。

ちょっと堅いんですかね。。そんなに乾いた感じではないんですけど、高音の伸びもT1なんかと比べたら弱く感じました。


●アニソン 『why, or why not』『Sparkling Daydream』『ルミナス』

クラリスの曲は高音がシャリついて駄目ですね。
サ行の刺さりはそこまで無いですけど、一度気になるともう。。w

ドンシャリなので、全体的にノリはいいですが、やっぱりちょっと欲しいところに欲しい音が来ない気がしました。

低音で曲の雰囲気がグッと良くなって聞こえますね。他のヘッドホンに無い、深い広がりを感じます。

より世界観を表現出来ると言うと聞こえがいいですが、、、確かに他では感じない懐の深さを感じます。


(まとめ)

ドンシャリ好きな人にはたまらないヘッドホンだと思います。

最近のオーディオテクニカの万能型を好む僕には、ちょっと合わない音でした。。。

ただ、ソースによっては比類無き性能を発揮すると思われますが、所有するにはリスキーさを感じずにはいられません。

その辺りのストイックな精神が変態紳士と呼ばれる所以なのでしょうか。。。


帰りがけに店員さんとちょっと話しました。

先日、量販店でハイファイマンの取り扱いが無くなってた件です。

。。。要点だけまとめますと。。

ハイファイマンのヘッドホンは、ちょっとマニアな人が買う物である。
そして、ハイファイマンの品質は問題無い。

専門店の方から聞けて安心しました。。w



ヘッドホンアンプのEF6は、やはりハイファイマン専用とのことで、T1やLCD-3なんかの抵抗の大きいタイプはいいけど、国内メーカーのオーテクみたいな能率の良い機種はいまいちだろうと、、、

逆に、HiFiMAN he-6を完全に鳴らそうとすると。。。LUXMAN P-700Uでもギリギリだとか。。

これは。。EF6を所有しても変態紳士の仲間入りですね。。w

EF6は受注生産ではないけれど、日本代理店のトップウイングも在庫を持っておらず、本国の中国から取り寄せになるそうです。それで2-3週間くらいの納期。
もし中国に在庫無かったらもっとかかりそうですね。。

he-560は6月頭には入荷するとのこと。
在庫として、何台かは店頭に並ぶ予定。試聴機も用意しますとのこと。

しかし日本、ドイツ、アメリカ製品をさしおいて中国ブランドが一番好ましいことなんて、ほんとに初めてですね、、w

GDPが日本を越えて、アメリカからも一目置かれる昨今では、中国だから云々はもう古くなっていくのかもしれないですね。。

実際に、東南アジアの国なんかでは、どの国の家電製品が欲しいか聞くと、韓国、中国、日本の順位になるそうです。。w
中国は日本のメーカーよりも、世界に向けて物を作っている感はありますよね。。

話がそれましたが。。w

6頭にまたP-700U+he-560で試聴したいと思います。

GRADO(グラド) オープンエアー型ヘッドホン GS1000i-balanced
クリエーター情報なし
GRADO


Nmode エヌモード DSDネイティブ再生対応 1bit D/Aコンバーター X-DU1
クリエーター情報なし
Nmode(エヌモード)


N-MODE(エヌモード) 1ビットデジタルヘッドホンアンプ X-HA1
クリエーター情報なし
N-MODE(エヌモード)