体力の衰えは20代から、効率的な栄養素の補給を-トレンダーズ調べ(インターネットコム) - goo ニュース
現代の40~50代の若さへの意識や、エイジングケアの実態について、トレンダーズ株式会社は、40~50代の男女合計500名に対して「エイジングに関する意識調査」を実施した。男女比は1:1、平均年齢は48.8歳。
● エイジングへの意識「見た目」よりも「体力・健康面」
まず、エイジングへの意識として「実際の年齢より若く見られたいと思いますか?」と質問したところ、79%と約8割が「思う」と回答。そのための意識として「実際の年齢より若く見られるために、最も重要なことは何だと思いますか?」という質問には、「元気・健康であること」が60%で1位。2位の「外見」(33%)に約2倍の差をつける結果となった。40~50代は「見た目」以上に「体力面」「健康面」への意識が強いことが伺える。
実年齢より若く見られるために重要なことは?
また、「日常生活でエイジングを感じる瞬間」についての質問でも「階段を駆け上がれない。(50歳・男性)」「ちょっと寝不足が続くと必ず体調を崩す。(40歳・女性)」「朝から体がだるい。(47歳・男性)」などの「体力面」「健康面」についてのエピソードが多く挙がった。
● 運動不足による肉体疲労と体力面のエイジング、20代から
現代人のエイジングの傾向や有効な対策方法に関して、アンチエイジング治療のスペシャリストである順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座 准教授の青木晃氏に話を聞いたところ、まず現代人の傾向としては、体力面での老化が著しく、タクシーや車など、便利で快適な生活が運動不足の原因となり、早ければ20代前半から肉体疲労を感じる人もいるという。
「効果的なエイジング対策」として青木氏は、『手軽かつ効果的なエイジングケアとしてオススメしているのは「サプリメント」。抗加齢医学的にエイジングケアの3本柱といわれているのは「食(サプリメントを含む)」「運動」「精神(生きがい)」だが、上記を正確かつ効果的に実行し、継続していくことは栄養学などの知識も必要で、現実的に難しい。』と語る。
● 野菜・果物の栄養価は減少傾向、補給方法の見直しを
また、豊富な栄養価を含むはずの野菜・果物も農薬、化学肥料、ハウス栽培などの影響で、昔に比べ栄養価が激減してしまっており、期待する栄養価を野菜・果物から直接摂ろうとすると、栄養価が減っている分、量を摂取しなければならず、カロリーオーバーになってしまうという。一方で、サプリメントであれば、手軽かつ確実に栄養価を得られる為、現代人のエイジング対策としては効果的な方法だと語っている。
それでは、特にどのようなサプリメントが有効か、話を聞いた。青木氏は、『エイジングケアに有効なサプリメントとしては抗酸化力があるかどうかがポイントになる。抗酸化は非常に古くから知られるエイジングケアの方法の1つで、抗酸化力が強いサプリメントとしては、ビタミン A、C、E やポリフェノールがあげられる。』と語る。なお、ポリフェノールは最近では「フィトケミカル」とも呼ばれ、5大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル)や6番目の栄養素として知られる食物繊維に次ぐ、7番目の栄養素として、健康増進・維持、エイジングケアの重要な成分といわれているという。
● ポリフェノールの認知度85%、しかし積極的な摂取は少数派
今回の調査結果でも、ポリフェノールを知っている人は全体の85%と高く、「ポリフェノールの効果として興味があるもの」の1位は「エイジングケア効果」(58%)と、ポリフェノールの知名度の高さやエイジングケアに関する期待値が伺える。しかし一方で、「ポリフェノールを知っている」と答えた人の中で、「ポリフェノールを意識的に摂取している人」はわずか13%と低く、その理由には普段の食生活で十分な量が摂取できるという誤解などが挙がっている。
ポリフェノールの効果として興味があるものは?
青木氏によると、緑黄色野菜(トマト・人参等)や果物(ブドウ・りんご等)にもポリフェノールが含まれると言われているが、現代の野菜・果物は栄養価が低いため、十分な量のポリフェノールが摂取できない。そのため、サプリメントでの摂取が効果的だという。
生活が便利になると体を動かさなくなり、意識して運動をしないと体力の減退も早まるのでしょうか。
現代の40~50代の若さへの意識や、エイジングケアの実態について、トレンダーズ株式会社は、40~50代の男女合計500名に対して「エイジングに関する意識調査」を実施した。男女比は1:1、平均年齢は48.8歳。
● エイジングへの意識「見た目」よりも「体力・健康面」
まず、エイジングへの意識として「実際の年齢より若く見られたいと思いますか?」と質問したところ、79%と約8割が「思う」と回答。そのための意識として「実際の年齢より若く見られるために、最も重要なことは何だと思いますか?」という質問には、「元気・健康であること」が60%で1位。2位の「外見」(33%)に約2倍の差をつける結果となった。40~50代は「見た目」以上に「体力面」「健康面」への意識が強いことが伺える。
実年齢より若く見られるために重要なことは?
また、「日常生活でエイジングを感じる瞬間」についての質問でも「階段を駆け上がれない。(50歳・男性)」「ちょっと寝不足が続くと必ず体調を崩す。(40歳・女性)」「朝から体がだるい。(47歳・男性)」などの「体力面」「健康面」についてのエピソードが多く挙がった。
● 運動不足による肉体疲労と体力面のエイジング、20代から
現代人のエイジングの傾向や有効な対策方法に関して、アンチエイジング治療のスペシャリストである順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座 准教授の青木晃氏に話を聞いたところ、まず現代人の傾向としては、体力面での老化が著しく、タクシーや車など、便利で快適な生活が運動不足の原因となり、早ければ20代前半から肉体疲労を感じる人もいるという。
「効果的なエイジング対策」として青木氏は、『手軽かつ効果的なエイジングケアとしてオススメしているのは「サプリメント」。抗加齢医学的にエイジングケアの3本柱といわれているのは「食(サプリメントを含む)」「運動」「精神(生きがい)」だが、上記を正確かつ効果的に実行し、継続していくことは栄養学などの知識も必要で、現実的に難しい。』と語る。
● 野菜・果物の栄養価は減少傾向、補給方法の見直しを
また、豊富な栄養価を含むはずの野菜・果物も農薬、化学肥料、ハウス栽培などの影響で、昔に比べ栄養価が激減してしまっており、期待する栄養価を野菜・果物から直接摂ろうとすると、栄養価が減っている分、量を摂取しなければならず、カロリーオーバーになってしまうという。一方で、サプリメントであれば、手軽かつ確実に栄養価を得られる為、現代人のエイジング対策としては効果的な方法だと語っている。
それでは、特にどのようなサプリメントが有効か、話を聞いた。青木氏は、『エイジングケアに有効なサプリメントとしては抗酸化力があるかどうかがポイントになる。抗酸化は非常に古くから知られるエイジングケアの方法の1つで、抗酸化力が強いサプリメントとしては、ビタミン A、C、E やポリフェノールがあげられる。』と語る。なお、ポリフェノールは最近では「フィトケミカル」とも呼ばれ、5大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル)や6番目の栄養素として知られる食物繊維に次ぐ、7番目の栄養素として、健康増進・維持、エイジングケアの重要な成分といわれているという。
● ポリフェノールの認知度85%、しかし積極的な摂取は少数派
今回の調査結果でも、ポリフェノールを知っている人は全体の85%と高く、「ポリフェノールの効果として興味があるもの」の1位は「エイジングケア効果」(58%)と、ポリフェノールの知名度の高さやエイジングケアに関する期待値が伺える。しかし一方で、「ポリフェノールを知っている」と答えた人の中で、「ポリフェノールを意識的に摂取している人」はわずか13%と低く、その理由には普段の食生活で十分な量が摂取できるという誤解などが挙がっている。
ポリフェノールの効果として興味があるものは?
青木氏によると、緑黄色野菜(トマト・人参等)や果物(ブドウ・りんご等)にもポリフェノールが含まれると言われているが、現代の野菜・果物は栄養価が低いため、十分な量のポリフェノールが摂取できない。そのため、サプリメントでの摂取が効果的だという。
生活が便利になると体を動かさなくなり、意識して運動をしないと体力の減退も早まるのでしょうか。