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反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ―中・高校生の心が見えてくるセルフ・カウンセリング

2008年10月14日 14時57分12秒 | ベリーの感想文(本・映画)
反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ―中・高校生の心が見えてくるセルフ・カウンセリング
渡辺 康麿
学陽書房

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渡辺康麿 著 : 反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ
            中・高校生の心が見えてくるセルフ・カウンセリング

を、読みました。


長い長いタイトルのこの本は、セルフカウンセリングという方法で
親が自分の精神状態を落ち着かせ、ゆとりをもって子どもに接することで
多感なティーンエイジャーの子どもと、上手に付き合う方法を
実際に実践してみた、お母さんたちの体験記を中心に
まとめてある本でした。


珍しく HOW TO本を手に取ったのは、キャンディが通う公文教室で
迎えに行った待ち時間、暇を持て余し時間つぶしが必要だったからです。
しかし、大変興味深いことが沢山書かれており、とても勉強になりました。


キャンディは学校のこともよく話し、成績もまあまあで、
なので、お友達ともぼちぼち上手くいっているようで
今のところは、ティーンエイジャーの難しさを感じていないのですが
そんなタイプに限って、ある日豹変したりするかもしれません。


この本には、子どもの心をくみ取って、親子関係を円滑にするには、
何はともあれ先ずは親!どんな子どもであろうと親ありき!!
ということを、非常にやんわりと、穏やかに書いてあります。
子どもの問題を解決したいなら、まず自分を知るのです。
ということなのです。


セルフカウンセリングとは、一枚の紙に自分の行動と
相手(子ども)の行動を書き込みます。
そして、行動に対して感じた感情を、心のセリフとして記入します。
指導される先生は、ひたすら細かく心のセリフを記入するように
指導され、チャートが出来上がると、今度はそれを何度も読みます。
相手の欄、自分の欄、別々に何度も読み、そうしている間に
知らなかった自分が浮き彫りになってくるというのです。


なにごとも客観性が大切。
でも、自分のことや、我が子のことになると、なかなか難しいのが現実。
そんなとき、この本を開いて自分で自分をカウンセリングしてみると
少し心のゆとりができそうな、そんな気がした本でした。