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私たちには物語がある |
角田 光代 | |
小学館 |

角田光代 著 : 私たちには物語がある
を、読みました。
いわゆる書評本のジャンルになるこの本を、
著者本人は、読書感想文と言っています。
さすが、天才の感想文は本当に素晴らしく
ホントにおんなじ本の感想か?と思うほど
私の感想とは月とすっぽん大違い!!
物語全体の雰囲気や、登場人物の奏でるテーマを
はっきりと聴き取っているんです
この本は著者がこれまでに読んだ、膨大な本の感想の一部を
まとめた本なのですが、
作者はこの本の中で、大学生になった頃と、作家デビューした頃に
自分よりももっともっと本を読んでいる人を知り
呆然とし、落胆し、しかしそれで終わらず、
書評の仕事を絶対に断らずに受けたと、言っています。
こんなに小さなころから、沢山の本を読んできた人が
呆然とするほど、本を読んでいる人ってどんだけっ!と
思ってしまう、浅学なベリーですが、
しかし、また著者も語っているように、
私は私のペースで、本棚から感じる視線を信じて、
なぜか目に止まってしまった出会いを疑わず、
ちょびちょびと、読んでいけたらそれでいいかな?って思ってます。
そう、私たちには物語があるっ!!
死ぬまでに読みつくすことのない物語が沢山待ってる。
そう思うと、なんだかわくわくしてくるのです。
ちなみに、100冊ほど紹介された本の中で、
私が読んだことがある本は
たったの14冊でした

ドンマイ☆ベリー!私たちには物語があるじゃな~い
