抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

私がコーチをしている理由

2020年04月15日 21時57分00秒 | 遊びがモノをいう
新型コロナウイルス感染対策として活動休止中なんで、いろいろと考える時間があり、良い時間となっています。

そんなことで今日は、私がなぜサッカーコーチをしているかをお話しします。

コーチになったきっかけは大学時代。
OBの先輩がコーチをしている少年団のお手伝いから。
「昼飯奢ってやるから手伝ってくれ」の一言で、一人暮らしの自分は二つ返事でOKしました。

さらに遡って、サッカーをはじめたのは中学1年生の時。部活を決める時、当時はまだサッカーよりも野球の方が人気でした。
ただ静岡県の中部地区はこの頃には少年サッカーは盛んになりつつありました。
決め手となったのは、野球は練習とかキツそうで、サッカーはそれほどでもなさそうだっだとこ。ww

大してやる気も無かった自分の目の前にリフティングが100回も出来る新入生達が何人も現れた。自分は10回も出来ない下手くそ。当然、試合なんか一切出たこともなく、あっという間に中学3年生。

ここで、大きな転機がやってきます。
中3になると監督が変わり、GW明け位の練習試合でしょうか、突然その監督から先発出場を言い渡され、本人は唖然。ww

いや無理でしょ。
心の底から出るの怖いですと言いたかった。正真正銘のビビリなんです。
試合中はボールを奪われるのが怖くて、ワンタッチ、ツータッチでバンバン仲間に渡しました。今思えば、タイミングもへったくれもない。とにかく奪われるのが怖い!ただそれだけ。

それでも監督からは、「いいパス出来てるから、もっと自信持ってやれ!」と言われて、ちょっとホッとしたのを覚えています。
さらに別の試合では、試合中のPKの際に突然キッカーに指名され、ビックリ!
オロオロしながら蹴ったPKは当然のようにGKに阻まれ得点ならず、その時も「自信を持ってもらおうと思って蹴らせたけどダメだったな。」
この時、はじめて失敗が悔しかったのを覚えています。
それまではホントに本気でサッカーしてなくて、テキトーに何となくやって時間が過ぎていけば良いと思ってました。

高校でもサッカー部に入り、真剣にサッカーやってきました。昭和の部活動ですから、理不尽とも付き合ってきましたが、「上手くなりたい」その一心でボール蹴ってましたね。
中学時代に失敗したPKは高校時代にはよく練習して、試合中やPK戦でもキッカーに選ばれて、一度も外さずに高校卒業しました。そのPK戦で勝ち続け選手権で上位進出したのも良い思い出だし、良い経験させてもらいました。

そして今ではホントにサッカーに本気で向き合い、サッカーの事だけ考えて良ければいつまでだって考えていられる、特殊な人間になってしまいました。ww

こうして振り返るといろいろありましたね。
人間のスイッチ入るタイミングなんて、それぞれで、いつでも大丈夫って思っています。こういう話になると、小学生の時からもっとサッカーやっとけば良かったみたいに思うかもしれません。

でも私は、小学生時代にサッカーだけでなく、野球やドッジボール、木登りや鬼ごっこ、かくれんぼなど、様々な遊びをしていたからこそ、中3の本気になるきっかけ、そして高校時代の本気のトレーニングでここまで来れたと思ってます。
今は下手だなって思ってる子も、ちょっとだけやる気があって続けてくれれば、いつか本気でやる気になってグイグイ成長を感じる時が来るでしょう。

コーチはみんなのちょっとだけやる気を引き出せるように頑張ります!!



#いつでも遊びがモノをいう!
#子どものやる気を引き出す
コメント
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