抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

子どもの疲労は大人が感じてあげよう

2023年02月17日 11時54分00秒 | 指導者
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

先日、サッカーチームの子ども達の会話から感じたことをお伝えします。

私たちのクラブでは
いわゆるナイタートレーニングはしていません。

以前は20:30頃までやっている時もありました。
その時も出来るだけ早く終わって
帰宅してほしいと
年々終了時間を早めてきました。

今では
平日スクールの18:55までになりました。
それ以降にトレーニングすることは
ありません。

なぜか?

単純に
睡眠時間の確保が必要だと思う感じたから

睡眠時間をしっかり確保すると
身体の成長に良いことを
目に見えて実感しています。

また脳や心にも
良いとまで実感しています。

ちなみに小学生以下の子ども達の
理想的な睡眠時間は
10〜11時間と言われ
最低でも8時間必要ということ

普段、
ポーラスターのサッカーチームは
高学年は8:30からスタート

その前、8:00過ぎに会場にやってくる子もいます。

ここから逆算すると
朝食や移動も考えると6:30に起床でしょうか?

ということは
理想は20:30に就寝
最低8時間だと22:30ですね
22:00位が現実的ですかね。

睡眠以外にも
もう一つ
気をつけたいのが
疲労です。

この疲労って
目に見えません。

疲労回復に必要な時間は
通常24時間〜48時間
負荷が大きい時は
48時間〜72時間
と言われています。

子どもの場合は
乳酸が大人よりもたまりにくい
とは言いますが

それでも
ゆっくり休む
休養は必要です。

読んで字の如く
休んで、養う、です。

練習や試合の前日に
ナイタートレーニングしていたら
回復が間に合いません。

成長するどころか
ケガの元になります。

もうすぐJリーグ開幕となりますが
ジュビロ磐田の森岡陸選手
なんとキャンプ前に疲労骨折で離脱

地元出身選手として期待していたんですが
残念です。
まずはケガの回復に全力尽くしてほしい

でも
シーズン前に
疲労骨折って
どれだけ疲労が溜まっていたんでしょうか?

彼は地元出身なんで
子どもの頃からよく知っています。
トレセンであったり、試合で対戦したり
当時からケガがちなイメージがあります。

大事な試合前などでのケガも多かった記憶があります。

もしかすると
疲労回復する
休養するスキルがないのかもしれません。

休養も大事なスキル
上手に休んで
常に100%の状態で試合に臨んでほしいですね。


疲労は目に見えないけど
あるんです。


見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ

金子みすゞさん「星とたんぽぽ」より


大人にも見えません。
でも大人がしっかりと見ようとしてあげましょう!

理解しておきましょう!


では、また。




疲労していることすら
忘れるほど夢中になって
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