ビーンの不定期日記

その日の事や思ったことを…

 「思いつき
   いかげん日記」

少欲知足

2010-11-18 17:35:33 | 般若心経
五百人の隊商が砂漠の旅をしていました。

途中途中のオアシスで水を補給しながら旅をしていたのですが、大きな山に差し掛かったところで、とうとう水を切らしてしまいました。

この山を越えないと次のオアシスまで水はありません。

リーダーはラクダを休ませて、皆に言いました。

「ラクダを休ませている間に、水が出るかわからないが試しに井戸を掘ってみよう」

こうして井戸掘りが始まりました。

するとどうでしょう!

水は一向に出て来なかったのですが、驚いたことに、金や銀、宝石が出てきたのです!

しかも掘れば掘るほど次から次へと面白いように出てきます。

皆は喉の渇きも忘れて血眼になって掘り続けました。

でも、早く山を越えて次のオアシスで水を補給しないと途中で皆倒れてしまいます。

リーダーは皆に向かって必死に叫びました。

「みんな、やめなさい! もう出発しないと山を越えられないぞ!」

しかし誰一人として言うことを聞く者はいませんでした。

そうして、この隊商はどうなったか…

 ……………………

「欲を少なくして、足るを知る心を持つ」

欲張ってはいけませんよ。

という仏教のおしえです。

命 日

2010-11-17 22:00:35 | 日記
いまから11年前のこと。

私の勤務する会社があるビルの1階ロビーの片隅に「占いの部屋」がありました。

或る日の昼休み、占いに少し興味があった私はそこで占ってもらいました。

占い師は中年の女性で、手相や名前の画数、生年月日など聞かれ、占いました。

「サービスで家族も占ってあげます」と言われ、ついでに占ってもらうことにしました。

長兄を占う段になって、その占い師の顔が曇りました。

そして真剣な眼差しで言いました。

「この方は今年とても大きな変化があります。悪いことです。気をつけてください」と。

その年の11月でした。
長兄は事故死しました。
51歳でした。

事故先へ最初に駆け付け、遺体と対面したのは私でした。

あの日から11年が過ぎました。

今日が命日です。

占い師の言ったことが当たったのでしょうか。
いまだに気になっています。

私も占い師に言われたことがあります。

「あなたは50半ばに生死に関わる大病をします」

自殺しようと思った今のことを言ったのでしようか。

それとも、これから何かそういう事が起こるのでしょうか。

兄の死のことがあったので、私が言われた事も気になってしまうのです。


仏教を学んでいるのに、占いにこだわっている自分が滑稽です。

布多天神社と七五三

2010-11-14 17:56:04 | 日記
天候の良いのは今日までだそうです。
と言うことで駅周辺を散策してきました。

駅の北口に出て甲州街道を渡ると、この街の由緒ある神社「布多天神社」があります。

今日はとくに賑わいをみせていました。

七五三の最後の週末とあって、綺麗な和服姿の家族揃っての参拝者が多数みえていました。



私の息子と娘の七五三の時のことを懐かしく思い出しました。
思わず、参拝の方を撮っちゃいました。



境内に写真店の臨時撮影所のプレハブの建物が出来ていたのには、ちょっとビックリ。

また、この神社では毎月第二日曜日に境内で骨董市が開かれています。
掘り出し物を探しに来た人達で境内も賑わっていました。




神殿では七五三の参拝。
境内では骨董市。

曇天空の下。
秋らしさを味わうことの出来た一日でした。

七五三が過ぎると、季節は晩秋から冬へ。


来月は、師走です。

お隣りのお隣りさん

2010-11-13 17:29:11 | 日記
私はアパートの2階に住んでいます。

2階にある部屋は3つ。
203号の私の部屋以外の2つの部屋は新聞配達店が従業員の寮として使用しています。

今月初めに隣202号に住む新聞配達店の従業員が部屋を出て行きました。

新聞配達の仕事を辞めたのです。
わずか1ヶ月の勤務でした。

なので隣の202号室はいま空き部屋になっています。

これで隣の住人が毎夜中、朝の配達で騒々しく部屋を出ていく物音に、私まで毎夜中起こされる-

(隣の部屋の夜中に鳴る目覚まし時計の音が私の部屋までよく聞こえるのです。
それで私もいつも一緒に?目が覚めていました。)

-という苦痛も無くなったところでした。

3日前の夜中3時頃のことです。
部屋の外で人の気配がするのに気が付きました。

誰かが部屋のドアを叩いています。
隣の隣の部屋、201号です。

そのうちにドアを叩いていた者が携帯電話で誰かと話し出しました。

「部屋の明かりは点いているんですが起きません。」

またドアを叩き始めます。けれども201号からはうんともすんともありません。

そんな騒々しさが30分くらい続いたでしょうか。
そして彼は諦めて、行ってしまいました。

201号の新聞配達の従業員が朝刊配達の準備の時間になっても出勤してこないので、配達所の同僚が慌て起こしに来たのでした。

朝刊の新聞配達の仕事は、遅刻すると夜中にこんな騒動になるんですね~。

全く夜中の騒音は
 迷惑千万!!

隣の202号にも悩まされましたが、隣の隣のお隣さん
「201号よ、オマエもか!?」

でも実は私は真相を知っています。

あの日、201号の従業員は夜出掛けたまま帰って来ませんでした。

夜中に配達店の同僚が起こしに来た時、部屋の明かりは点いていても中には居なかったのです。

従業員が部屋に戻って来たのは、同僚が諦めて去って暫くしてからの明け方のことでした。

永年サラリーマンをしてきた私の感では恐らくこうです。

201号の従業員はずる休みをしたのです。

理由は 202号の従業員が僅か1ヶ月で辞めてしまい気持ちが動揺しだした…と言ったところでしょうか。

昨日の夜、201号に同僚が数人来ていました。

「頑張ってください」の声が聞こえてきました。

201号も辞めるのかな?
同僚が引き留めにきたのかな?

そんな雰囲気を察しました。

202号の従業員が辞める時も、事前に同僚が数人、
入れ代わり立ち代わりで
部屋を訪れて来ていましたから-。

深大寺の紅葉

2010-11-12 17:15:44 | 日記
11月12日
深大寺へ。紅葉狩り。
平日とあって観光客は少なめでした。


 

明日あさっての週末の天気予報は気温も穏やかで晴れ。

今が見ごろの境内の紅葉を見に、大勢の観光客が押し寄せることでしょう。

  

今年も紅葉を見ることができました。

  感謝。