ベームもクーラウもジュナンもタファネルも
ドゥメルスマンもシューベルトも
フルートのために変奏曲を書いている。
全員ロマン派の時代。
「オペラアリアとか民謡など」の主題による変奏曲となるのね。
ああ、この歌。素敵だな。笛で演奏したいな。
そうだ、変奏曲を書いちゃおう!
あるいは
この曲ならお客さんにウケそうだからこれを使って
変奏曲演奏してびっくりしてもらおうか。
と、なるのでしょうか?
あまり有名でない作曲者の場合
演奏するために自分で変奏曲を作曲しているのか
笛吹きに依頼されて変奏曲を作曲したのか
というところがとっても気になります。
そしてどんなメロディを変奏曲にするのか?
東洋の端っこではオペラなんてそうそう聞かないですし
オベロンとかオイリアンテとかタイトルを言われても
全然知らないわけです。
せっかく気合い入れて演奏してもお客さんにはちっとも・・・
知っている曲であるというのは変奏曲においては必須条件。
逆に作曲された当時この曲が有名だったのね?
と気づいたりもするので楽譜リストを眺めたりするのは
なかなか面白いことだと思っています。
で。続きはまた