あこがれの曲
モーツァルト
フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K299
この作品の依頼主は、
ベルリン、ロンドン等で駐在フランス大使を勤めた外交官ギーヌ公爵で、
公爵がフルートその令嬢がハープと、
上流階級の素人芸術家の父娘のために作曲されました。
たしかにフルートはGdurの協奏曲に比べると見た目の技術的要素は
それほど難曲ではありません。(難しいですけどね)
さらに当時のハープは、現代に比べると不完全な楽器でしたが、
とっても素敵なフランス風サロン音楽に仕上げられています。
モーツァルト自身によるカデンツァが当時はあったそうですが、
残念ながら消失してしまったそうです。22歳のときの作品。
練習するのが楽しい作品です
ベーレンライター版で
ピアノとフルートの楽譜が出ています