今年もすでに七ヶ月消化。
いい日々を送れたかな?
最近の私、
エマニエルバッハのトリオソナタをがっつり譜読み。
全体がわかんないと練習がつまらないので、
珍しくピアノのパートも練習しています。
(珍しく歯がたつんです・・・)
カール・フィリップ・エマニエル・バッハって、
私にとってはなぜだかいつも気になる存在の作曲家。
父バッハが30歳の時の次男。(首、短いねぇ)
今練習している曲は
エマニエル33歳、父バッハ63歳の時のもの。
同業者の父と息子ってライバルなのかな?
先生と弟子の関係なのかな?
この頃のエマニエルはまだフリードリッヒ大王のもとで、
悶々としながらチェンバロを弾いていた頃
バロック時代のど真ん中のトリオソナタ。
・・・この頃、父バッハは音楽の贈り物という
珠玉の名曲を書いている
なんだけど、練習していると
なんでこんな現代的な和音が出てくるの??
とか、このあっさりした対位法の使い方は
初心者向けに書いているのかしら?なんて思ったり。
フリードリッヒ大王はフルート愛好家だったけど
名手ではなかったようだし、エマニエルバッハの作品は
演奏してもらえなかったという資料があるみたい。
まぁ、むずかしかったのかな。
いずれにせよ、バロックの音楽を飛び越えたい
飛び越えようとする心意気を私は感じたりするんですね。
まぁ、実際エマニエル晩年の作品なんて
ものすごい変わり様。
なんだか熱いものが伝わってくるんです。