フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
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楽譜は

2018年04月30日 | flute 2017~2018

 

10代の頃はフルートのお稽古中に

『楽譜に忠実に』と教えられていました。

まあ、スタートラインなんですから

とにもかくにも基本ですよね。

とは思うんですが・・・

 

 

キャリアうん十年の笛吹きとしては

むかーしにガリガリと練習した作品の記憶と癖は

べったりと残っていてなかなか消えない訳です。

そういう作品を演奏するときは洗いざらいやり直しで

マイナスからのスタートのように思えます。あーあ。

 

 

「楽譜に忠実に」というのはどういう意味なんでしょう?

誰かが印刷した楽譜は正確なのでしょうか?

作曲家はどこまで意図して書いているのでしょうか?

楽譜はどこまで音楽を書き表すことができるのでしょうか?

 

 

亡き恩師、増永先生が仰っていたことをよく思い出します。

ドイツの音楽はあまり細かく楽譜に指示がされていない。

演奏者に自由も与えられるが

演奏者は書かれていないことを読み取らなければならない。

 

 

そんなこんなで大変だ大変だ〜

クーラウのディヴェルティメントを

分析中でございます。

 

 

蝦夷山桜と染井吉野がいっぺんに咲いている

今年のゴールデンウィーク。

例年はちょっとずれるんですけどね?!

 

 

 


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